昨夜のピーマン会では国家公務員Nと隣り合わせになった。


Nはラグビー部きっての秀才で、クラスでも1番2番を争う勉強家だったのだが、とにかくマイペースで、回りから「お前、公務員やろ。俺らが税金払ろうてお前を食わせているんや。もうちょっと俺らに感謝せえ」といわれても、「あほか」の一言で終わりにできる貫禄がある。


又、Nには大変厚かましいところがあって、実はこれに関して今も忘れられない思い出がある。中学1年生のとき、私はにBさんという好意を寄せている同級生がいた。何とか親しくなりたいが、きっかけがない。そんなとき、交換日記というのがあると知った。そこで、清水寺の舞台から飛び降りるつもりで、「こ、こ、交換日記を僕として下さい」とBさんに頼んだのだ。


Bさんが何と答えるか、ドキドキして待った覚えがあるが、Bさんはそれを了解してくれた。私が喜んだのは言うまでもない。しかし、人の良い私は当時同じクラスだったNに、「Bさんがな、俺と交換日記をしてくれるんや!」と言ってしまったのだ。


Nはそれを聞いて何と言ったか。私の勇気を称え、喜びを共有してくれるのかと思ったら・・・


「俺も入れてくれ」


友情に厚く、人格者の私はNの申し出を断れず、交換日記は三国間貿易みたいな複雑な形で始まり、私の淡い恋心はNに邪魔をされたのであった(涙)


(続く)