先日の「コーロ・カステロ」コンサートで "Tramp, Tramp, Tramp" という曲が歌われた。Tramp というのは行進する兵士の軍靴が地面を蹴る音とのことらしい。パンフレットに記載された説明文を拝借する。


「昨年11月の朝日新聞に、「戦闘の地に響いた旋律」と題してこの旋律が辿った数奇な物語が紹介された。アメリカ南北戦争で、北軍を鼓舞するためにジョージ・ルートが作ったこの歌は、北軍に多かったアイルランド兵士によって母国にもたらされ、「神よ、アイルランドを守り給え」という反英抗争を鼓舞する歌となった」。


記事は続く。そして、意外なことに「同志社ラグビー」が登場する。


「更に、北軍に従軍したクラーク博士の教えを受けた新島 襄(同志社の創立者)と有島武郎(北大)という経路で、同志社大学ラグビー部応援歌、及び北大校歌も生まれたらしい」。


ボルネオ7番のブログ-若草萌えて


同志社の卒業生なら何度も歌い、今も耳にメロディーがしっかり残っている応援歌、「若草萌えて」がその旋律である。同志社ではラグビーに限らず、運動部の応援で必ず歌われている応援歌だが、南北戦争の時代に北軍のために作られた歌がアイルランドと日本に伝わり、日本では今も学生たちに歌われている。確かに数奇な運命を辿ったと言って良いだろう。


作曲家のジョージ・ルートさんがこれ知ったら、一体どんな表情をされるのだろう。まさか、著作権料を寄こせ、とはおっしゃらないだろうな(笑)