関東学院大の釜利谷グランドまで応援に出掛けた。


ボルネオ7番のブログ-集合
(集合する同志社の選手たち)


応援は6月の立教定期戦以来。

夏合宿を経て、どのようなチームになったのだろう。


先制したのは同志社。

前半13分、ラインアウトの敵ディフェンスの間隙をぬってFWが前進、BKにつないで右オープンに展開してトライ。BKの正確で早いパスワークが目立った。


実はこの攻撃の前に、「回せばトライ」というチャンスが2度ほど同志社にあった。同志社はゲーム前に3対2のフォーメーションで対面を十分引き付けてからパスを回すという練習をしていたので、「こら~、練習通りやらんかい!」と心の中で文句を言っていたのだが、やっと3度目の正直でその成果を見た。


ボルネオ7番のブログ-スクラム
(ファーストスクラムは同志社が押し込み、歓声が湧いた)


その3分後、ペナルティから関東学院がタッチ、同志社ゴール前の左ラインアウトとなり、関東学院は2番に合わせるとそのままモールを組んで一気に前進、簡単に同志社のゴールを割ってトライを奪った。5-5。


問題は前半28分、後半5分、そして17分、ゴール前のラインアウトから関東学院に殆んど同じ形でトライを奪われたことだ。同志社は競り合ってボールを取ろうとするなど対抗したようにも見えるが、逆に取らせた上で一気に押し返すなど、別の修正は現実的ではなかったのだろうか。ちょっと残念に思う。


ただ、前半は同志社ペースで、トライには至らなかったが、前半20分と34分の右オープン攻撃で見せたキックパスはきれいに決まったし、早いパス回しだけではなく、正確なキックでもオープンに展開し、グランドを広く使うという同志社の意志が良く伝わってきた。ディフェンス側からすると、「何を仕掛けてくるか分からない、ちょっと嫌な同志社」の復活の兆しか。前半19-10。


ボルネオ7番のブログ-ラインアウト
(ラインアウトは互角)


後半は前述の通り5分に同志社ゴール前ラインアウトから関東学院が3つ目のトライ。そして17分には同じような形で4つ目のトライ。ついに19-20と逆転されてしまった。


ただ、後半が防戦一方となったのは、関東学院BKの走力にモノを言わせた突進ではなかったかと思う。前半はFW勝負にこだわるかに見えた関東学院だが、ゴール前ラインアウトからの攻撃を除いては同志社が我慢強く止めていた。例えば前半21分に同志社が挙げたトライは、関東学院ゴール前のFWによる攻防から同志社がボールを奪い、そのままトライしたものだ。関東学院のBKは前半あまり出番がなかったように思う。


関東学院のBKは体格が良く、スピードもあった。本当は一発で仕留めなくてはならないのだろうが、同志社は仰向けに倒せず、又、ボールを殺すこともできず、連続攻撃の都度、大きくゲインされる。そして35分、トライを奪われ19-27。ロスタイムに入ってからもう一つ奪われ、19-32でノーサイドとなった。


ボルネオ7番のブログ-スクラム2
(関東学院の攻撃)


ディフェンスに課題を残したが、同志社の攻撃には何かワクワクさせるものがあった。防戦一方だった後半26分、ペナルティを得た同志社は素早くボールを展開し、関東学院陣に深く攻め入ったが、回りで観戦している同志社ファンが身を乗り出すのが気配で分かった。敵と当たる地点が大体分かってしまう縦突進と異なり、オープン攻撃には予測不能の楽しみが残される。そういう意味で、今シーズンの同志社は「何かやってくれるやろ」という楽しみを与えてくれるような気がする。