先週の金曜日は京都に一泊し、土曜日の朝は久し振りに東山を歩いた。
由緒ある禅寺とレンガ造りの水道橋。
長い歴史や伝統を誇るくせに、新しいもん好きの京都人を象徴しているかも。
暑い一日だったが、窓から見える緑が涼しげ。
「行く川の流れは絶えずして、しかも元の水にあらず」
この名文を思い出したが、そんなことより、この冷たそうな水に足を入れたかった(笑)
爽やかな風が吹きぬける渡り廊下。
お線香の香りが漂い、読経の声がかすかに聞こえる。
心洗われるひとときを過ごす。が、そう簡単にはキレイにならないか(笑)
いもぼうの「いも」は海老芋、「ぼう」は棒鱈(真鱈を干したもの)のことで、京都で昔から親しまれているおせち料理だ。海老芋は里芋の親分みたいな図体をしている(↓)
棒鱈は時間を掛けて柔らかく戻し(うちの母親はお米のとぎ汁で戻していたように思う)、これを海老芋と一緒に何日も掛けて煮る。やがて、棒鱈と海老芋に味がしみ込み、独特の食感と味が楽しめるようになる。
母が亡くなったとき、「あぁ、お正月に母の作ったいもぼうが食べられへんようになってしもた」と嘆いたのを今も覚えている。





