林敏之君を囲む会の発起人として、挨拶する機会を得た。


本日は折角のお休みのところ、ご参加下さいまして有難うございます。先ずは発起人を代表して御礼申し上げます。有難うございます。


さて、ラグビーには「ラグビー憲章」という、国家なら憲法に相当するものが制定されています。そのラグビー憲章は、ラグビーの目的を「得点を多く上げること」と定め、トライを奪うための「2つの基本原則」を定めています。一つは「ボールを奪うこと」、もう一つが「プレーを継続すること」です。すなわち、トライのためにボールを奪い、継続して攻めろと言っているんです。


更に、ボールを奪うためのプレーとして6つ上げていました。6つもあったかなぁ、と思ったのですが、簡単に思い付くものから言うと、①スクラム、②ラインアウト、③ラック、④モール。あと二つです。ラグビー憲章を読んで、なるほど、と思ったのですが、一つが「キックオフ」、もう一つが「タックル」でした。


ラグビー憲章は、キックオフをゲームの開始や再開の為だけにあるプレーとは言っていないんです。キックオフはボールを奪い合う為のプレーだと言っているんです。同じように、タックルも敵の攻撃を防御する為だけのプレーだとは言っていない。ボールを奪い合う為のプレーだと定めているんです。


この「ボールを奪い合うためのキックオフ」と「ボールを奪う為のタックル」を、身体を張って、身を挺して私たちに見せてくれたのが林君だと思うんです。ここに居られる方々はみんな、そういう林君のプレーに感動や勇気を与えられたことがあると思うんです。


林君のあだ名は「壊し屋」でした。何人もの選手が彼により病院送りにされました。しかし、誰一人として、憎しみを込めて「壊し屋」とは言わない。みんな敬意を込めて「壊し屋」と呼んでいます。それは、彼がフェアプレーに徹し、一切、卑怯なプレーや汚いプレーをしなかったからです。


そういう仲間が同志社にいることを誇りに思います。


ボルネオ7番のブログ-発起人挨拶
(馬場さん、写真ありがとうございました)