犬のことは全く詳しくない。
ただ、今夜、北海道出身の友人と食事をしていて、ソフトバンクのCMでお父さん役をしているのが「北海道犬」であることを学んだ。ソフトバンクのお父さんはとぼけた味を出しているが、黙っていると凛々しくて、体育会に例えると、姿勢が美しい弓道部かなと思う。
さて、その北海道出身の友人が子供の頃、家で北海道犬を飼っていたという。賢く優しい犬で、どんなにじゃれても嫌そうな顔をせず、最後まで付き合い、決して怒ったりしなかったと友人は語る。ところが、その北海道犬が人を噛んだらしい。
友人は、噛まれた人が何か犬を怒らせるようなひどいことをしたのだと主張する。しかし、お父さんは何があったとしても、人を噛む犬は良くない、と保健所に犬を連れて行き、処分をお願いされたらしい。友人は悲嘆にくれ、その夜は一睡も出来ず、泣き明かしたという。
ところが、その3日後、犬が戻ってきたのだ。
見れば、口の回りが血に染まり、歯も欠けているではないか。
どうしたかは分からないが、自分が繋がれていた鎖を食いちぎって逃げてきたのだ。
ここまで聞いて、私は感動のあまり泣いてしまった。そして、何とかハッピーエンドで終えて欲しいと願った。しかし・・・・友人は伏し目がちに残念な結末を語った。お父さんは、やはり、許さなかったのである。
つくづく救いのない話やなぁ、と悲しい思いでいたのだが、ふと友人を見て、そういう辛いことがあったから、深みのある魅力的な男になったのかなと思った。その時、少し救われた気分になった。
隣のバズ君です。
次に会ったときは、もっと大事に可愛がります(笑)
