これまで何回となく私が失敗してきたパターン。
取引先から展示会の招待券が届き、仕事の合間をぬって訪問。場所は東京ビッグサイト。1370社が出展とある。その内の1社が取引先だ。
会場に到着すると、目の前にあった大きな受付に向かった。
係 「名刺を2枚お願いします」
私 「それが、ですね、名刺が1枚しかないんです」
係 「では、ここでは受付できません。◎×▲■(聞き取れず)で受け付けています」
私 「あ・・・はい、分かりました」
私には「招待されてきた」という意識があるし、名刺を2枚持っていないからといって、この扱いはないやろ、という意識がちょこっと芽生える。
ちょうど、その時、隣の受付で一人の紳士が招待券を投げ捨て、踵を返して帰って行くのが見えた。多分、同じような会話があったのだろう。しかし私は、「あかん、あかん、怒ったらあかん、大人にならなあかん」と自制に成功。エライ!(笑)
再び受付が見えた。招待券を出す。
係 「名刺を2枚お願いします」
私 「えっ?名刺は1枚しかないんですが」
係 「では、ここでは受付できません」
私 「じゃ、どうすればいいんですか?」
係 「あちらの入館審査に進んで下さい」
私 「・・・・・・」
最初の女性は入館審査と言ったのか・・・。しかし、招待券を送っておいて、審査するってどういうこと?名刺を持っているってそんなに重要なの?
次第に怒りが強くなり、恐らく、ひどい形相で私は歩いていたのだろう。入管審査の窓口に着くと、係の女性が少し後ずさりしたように見えた。それが益々私の怒りに火を点ける。
そして、招待券を手渡すなり、ついに私は言ってしまう。
「どこに名刺が2枚必要って書いてあるんですか!?」
言ってしまってから、係の女性を良く見たら、これがまぁ、知的な美人で私のタイプではないか・・・・。ここに至って、やっと「あれっ、これっていつも僕が失敗するパターン?」と冷静になった。そして、こういうときの悪い予感は残念ながら良く当たる(笑)
知的美人はちょっと目を吊り上げて私の目を見据えると、
「ここに書いてあります!」
と招待券の一番下を指差した。そこにはハッキリと「2枚の名刺が必要」と書かれていたのであった。
皆さん、怒ってはいけません。短気は損気です、はい。
