先週に続き、映画を観に行った、

カトリーヌ・ドヌーヴ主演、フランソワ・オゾン監督の「しあわせの雨傘」。


雨傘工場の創業者を父に持つ主人公(カトリーヌ・ドヌーヴ)は婿養子を迎え、悠々自適のブルジョア妻。しかし、倒れた夫に代り、工場経営に乗り出したことから眠っていた能力が目覚め、磨かれ、更にスケールが大きくなっていく。観終わった後、爽やかな気持ちに包まれる作品だった。


ネタバレになってはいけないが、登場する男たちが権力やポジション、恋愛の対象に拘るのと対照的に、主人公の女性は同じ土俵に決してとどまらない。いつの間にか、多少危険ではあっても、もっと大きくて魅力的な土俵に移っている。女性にはこういう切り換えの早さがあるように思うし、男性より腹が据わっているように感じることが多い。


そう言えば、同じ会社のデザイナー(女性)が、過去の恋愛を引きずってなかなか新しい恋に飛び込めない社員(男性)に対し、こう言っていたのを思い出す。


「男の人って大変なんですね。私なんか、恋が終わったら、サッサと後ろのシャッターを閉めます」


お見事!

私の場合は、ちゃんと閉まっているかどうか心配、とか何とか言いながら、結構、後ろのシャッターを開けに行ったかも(苦笑)