近所にタロくん、ジロくんという兄弟が住んでいる。


長男のタロくんは4歳、ジロくんは2歳、毎朝お母さんに連れられて保育園へと通うのだが、ジロくんが我が家の玄関に置いてある犬の植木鉢を気にいったらしい。ある朝、「わんわん、わんわん」と言っているジロくんに気付いた娘が玄関まで出て行き、タロくん、ジロくんと仲良くなった。特に、息子を持ったことがない妻や私には男の子の言動が新鮮で、すっかりファンになってしまった。


ボルネオ7番のブログ-玄関の犬
(ジロくんお気に入りのわんわん)


それからは、タロくん、ジロくんが我が家に立ち寄るのが楽しみになり、ジロくんの「わんわん」という挨拶を聞き逃すまいと耳を澄まして待つのだが、これがなかなか来ない。時間がまちまちで、我が家の前を通らないこともあるらしい。やがて、この兄弟が近所の超人気者であることが分かった。保育園へ行くルートもいくつかあり、それぞれにファンが待ち受けているのだという。


企業の研修センターが近くにあるのだが、毎朝、その回りをお掃除しているおばさまたちが兄弟に声を掛けては何事が話し込んでいる。その向いにはガードマンが立つ文科省の施設があるのだが、そのガードマンのおじさんまで兄弟を見かけるとニコニコしている。保育園に抜ける公園に入ると、今度は犬を連れた近所の人たちとのお喋りが順番に始まる。


真っ直ぐ行けば、子供の足でも10分か15分で着くはずの保育園まで、毎朝30分から1時間掛けて通っているらしい。間違いなく、地域で一番の社交家で知名人、みんなから愛されている兄弟だろう。その兄弟はどうやって人気者になったのか。


ボルネオ7番のブログ-しょうちゃん
(タロくん・・緑・・とジロくん・・オレンジ・・)

(個人情報保護を配慮・・笑)


ある朝、兄弟と一緒に保育園まで行くことになり、その秘密が分かった。

兄弟のお母さんが、誰かを見かけると「おはようございます」と声を掛けるのだ。そうすると、兄弟たちがつられるようにその先を見て、「おはよう」と挨拶する。挨拶された側が「おはよう」と挨拶を返し、「ほら、あんたたち、蝉の抜け殻があそこにあるわよ」みたいな会話が始まる。


子供は親の背中を見て育つ・・・。


うちの娘たちは大丈夫かしらん(汗)