地下鉄の駅で日本拳法部のY山先輩と一緒になった。
Y山先輩はファンクラブにも入会下さっているラグビー部の熱心な支援者だ。
先輩 「今日はどうするの?泊まりか?」
私 「いえ、日帰りです」
先輩 「ほな、一緒に帰ろうよ。ビールとつまみは僕が買う」
私 「ごっつぁんです。今日はええ日ですわ(笑)」
京都駅のみどりの窓口で指定席を2枚求め、売店で食料と飲み物をY山先輩に買ってもらうと新幹線に乗り込んだ。15列のB席とC席・・・おぉ、あった、あった。
私 「先輩、私がB席に座りましょうか?」
先輩 「ええよ、ええよ、僕が座るよ、さぁ、乾杯しょうか」
座って直ぐに乾杯し、早速、ラグビー談義が始まった。「今日の入替戦やけど・・・」、「早慶戦はご覧になりました?」、「帝京はなんで3敗したんや?」、「もう一度、早明が対決した場合・・・」、「高校ラグビーも面白いで」、「東芝がトヨタに負けた・・・」と、話が弾み熱がこもる。熱心に大学ラグビーやトップリーグを観戦されているY山先輩は情報量が多く、しかも分析が鋭い。だから会話が途切れない。
途中、A席に座っている男性のことが気になったが、どう見てもラグビー業界の人ではなさそうやし、まぁ、ええか、と再びY山先輩との会話に熱中した。話題は再び同志社ラグビーに戻り、私が思う課題や対策につき話し始めた。Y山先輩は聞き上手な方なので、ついついこちらも本音を喋ってしまう。
そうこうする内に、早や新幹線は名古屋に到着した。
A席の男性が降りる様子だ。Y山先輩と私が席を立ち、A席の男性をお通しする。
と、通路に出た男性が話し掛けてくるではないか!
男性 「あの、同志社の方ですか?」
私 「えっ?はい、卒業生ですが・・・」
男性 「実は私も同志社の卒業生です」
私 「あれまー!」
男性 「思わぬところで、面白いお話を聞かせて頂きました」
私 「あっちゃー、お恥ずかしいです」
男性 「昭和59年の卒業です。ラグビー部では大八木が同級生です」
私 「こちら、日本拳法部のY山先輩、私は53年ラグビー部の卒業です」
停車するまでの短い時間に名刺交換し、又、機会があったら会いましょう、と約束して別れた。それにしても、まさか、3人掛けのシートに同志社が3人並ぶとは。
こうして、入替戦の日は朝から晩まで「同志社づくめ」で暮れていったのである。考えようによっては、大変、幸せな一日になったのだ。