前半の6分と8分、ペナルティを得た帝京はタッチに蹴り出してラインアウトの勝負に出た。帝京の左ロックのマニング選手は197cm(105kg)、右ロックのボンド選手は194cm(106kg)、タイミングさえ合えば、先ずボールを取れるだろう。しかも、ラインアウトからモールで一気にゴールまで突き進むというのは、一昨年、昨年と帝京が得意にしていたトライのパターンだ。


ボルネオ7番のブログ-明治ゴール前


しかし、これを明治が2度とも止めた。前進できないモールは先頭から形を崩していく。明治の一枚岩のディフェンスが一歩も引かなかったということだろうが、前半早々に帝京の得意技を封じたのは大きかったと思う。ただ、この時、明治HOがシンビンを言い渡される。帝京にとっては大きなチャンス、明治にとっては痛い専門職のシンビンとなった。


ボルネオ7番のブログ-帝京スクラム2


しかし、帝京はその直後のラインアウトから再びゴールを目指すが、これも明治に阻まれ、痛恨のノックオンでチャンスを逃す。又、19分には帝京ボールのスクラムから左サイドを突く奇襲を仕掛けるが、これも明治が止める(明治は7人スクラムのため、右サイドのフランカーを空けていた)。明治のしぶといディフェンスが目立つ。


ボルネオ7番のブログ-帝京スクラム


逆に明治は20分、ラインアウトから左オープンに展開し、左ウィング(かなぁ・・間違ってたらごめんなさい)が対面の内側をえぐるようなカットインでラインディフェンスを突破、先制トライを上げる。ゴールも成功し7-0。36分にはラインアウトからモールが形成され、深い位置でボールを貰った明治SOが見事なドロップゴール。10-0。


ボルネオ7番のブログ-明治ラインアウト


ラインアウトは双方にミスが目立ったが、スクラムは明治が優勢。しかし、帝京にとって(そして私にとって)予想外だったのは明治の堅実なディフェンスか。FWは得意のモールを阻まれ、BKは重いタックルにノックオンを誘われる。帝京が攻めあぐね、明治が数少ないチャンスを生かした前半だったと言えようか。


(続く)