「伝説の金さん」が窃盗容疑で逮捕されたという。
伝説の金さんは、特急電車や新幹線で乗客から財布を盗む窃盗団のボスで今年82歳。「(スリは)捕まる覚悟でやっている商いだ」と容疑を認めたらしい。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101022-00000081-jij-soci
記事を読む内に、車内のフックに掛けた上着から財布を盗むことを「ブランコすり」と呼ぶことを知った。上手い命名だと思うが、実は、私も一度、被害に遭っている。京都から東京に戻る新幹線の中で、気が付いたら、フックに掛けた上着の内ポケットから財布が消えていた。どうやら、読書に夢中になっている間にやられたらしい。新幹線の切符は幸いワイシャツの胸ポケットに入れていたので、東京駅の改札を出ると丸の内にある交番に急行した。
交番のお巡りさんも手馴れたもので、「やられましたか」という感じの対応。財布の特徴やら、中身について聞かれ、あっ、そうか、現金は良いとしても、キャッシュカードやクレジットカードの紛失届けは直ぐに出さなければいけないんだと気付いた。財布に入っていたのは富士銀行(懐かしい!)のキャッシュカード、クレジットカードはアメリカンエキスプレスとUCカード。当時(20年前)は携帯電話などなく、公衆電話が並んだコーナーに行き、備え付けの分厚い電話帳でアメリカンエキスプレスの電話番号を探すと(とりあえず、アイウエオ順)電話を掛けた。
クレジットカードの番号など控えていなかったが、名前を言うと、暫らくして「紛失の手続きをしました。ご安心下さい」という回答。一つ済んだ、と少しホッとしたのだが、受付の女性がこう言ったのには感心した。
「お財布に入っていたキャッシュカードやクレジットカードはどちらのものですか?お電話番号をご存知ですか?」
当然、知らないので「分かりません」と答えると、親切にも富士銀行とUCカードの電話番号を教えてくれた。これには本当に助かり、私は心から感謝の言葉を伝えた。困っているときの親切や配慮は嬉しいものだ。
以後、私が実践しているのは、
①財布はパンツの後ろポケットに入れる。
②クレジットカードはアメリカンエキスプレスしか持たない。
③現金も極力持たない。
③については「持たない」というより「最近ちょっと回ってこない」が正しい表現か(笑)
