大学の先輩と食事する機会があった。


皆さん、最年少の私に気を遣い、共通の話題を探そうと配慮下さる。

やがて、アカデミックな話のときは無口で大人しいのに、ラグビーの話題になると急に私が多弁になることを見抜かれてしまう(笑)


ちょうど、私立大学の建学の精神やスクールカラーについて話していたので、ラグビー選手も学校によりカラーが異なるかどうか質問を受けた。


先輩A 「やっぱり学校によって選手の性格も違う?」

 私  「違います。私は社会人チームでS大、K大、M大出身の選手と一緒になったんですけど・・・・」


私の印象を率直に言うと、W大は一匹狼の論客が多い。個性も強烈で、あまり群れを作らず、普段はバラバラにさえ見えるのに、チームを勝たせるというテーマになると見事に団結する。勝利至上主義というと言い過ぎかも知れないが、勝利へのプレッシャーを選手一人ひとりに与え、受け止めさせる厳しさが伝統的にW大にはあると思う。W大の選手たちはどうすれば勝てるのかを一人で考え、悩み、いち早く大人になるのではないか。


先輩B 「へえ、そうなんや。M大はどんな感じなん?」

 私  「やんちゃな男の子って感じです」



同じチームに何名かのM大出身者がいたのだが、思い出す顔が不思議とみんな笑顔なのだ。しかも、ちょっと悔しいが、爽やかな笑顔ばかりだ。M大ラグビー部を長年に亘り指導されたK島忠さんの「前へ」はあまりに有名な言葉だが、この実現にはパワーと意地が求められる。「前へ」はシンプル過ぎて逃げ道がないので、最も痛くてしんどいプレーの連続になるからだ。これに耐えられる選手は、何があってもへこたれない、ネアカでやんちゃな「男の子」だけだと思うのだ。


ボルネオ7番のブログ-慶明戦



(続く)