5月末で退職した友人が訪ねてきた。

会社にいた頃と全く変わらない元気そうな笑顔。


私 「元気そうやん」

友 「うん」

私 「どう?失業保険を貰うってどんな気分?」

友 「それがさぁ、未だ貰ってないのよ」

私 「えっ!?」


手続き上の理由で、失業保険が下りるのは8月になるらしい。


私 「今、どうやって生活してるのん?」

友 「貯金の取り崩し」

私 「ゲッ、それって減る一方やん」

友 「なに、当り前のこと言ってるのよ」

私 「・・・・・」


毎月振り込まれる給料の有難さを思う。


友 「それにね、失業保険が下りるとしても、月に●万円くらいなの」

私 「そんなに少ないの?」

友 「うん、失業者が多いらしいのよ」

私 「せやけど、家賃払ったら残らへんのと違う?」

友 「確かに・・・・。わ~っ、このお魚美味しい!」


あれれ、ランチで選んだ鯛のグリルに関心が移ってる。


友 「まぁ、なるようにしかならないし・・・」

私 「うん」

友 「思ったより私って貧乏性でじっとしてられないし・・・」

私 「うん」

友 「ここのコーヒーも美味しいわね~!」


いつの間にか、私の方が励まされているような展開になっていた。


イエス・キリストは「明日のことを思い煩うな。明日のことは明日自身が思い煩うであろう」とおっしゃったらしいが、まさに、「友は今日を生きている」、「今日を生きるということは力強い」、を実感するランチとなった。


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