55歳の誕生日を迎えた。
映画評論家の淀川長治さんは、
「誕生日は命を賭けて私を産んでくれた母親に感謝する日」
とおっしゃっていたらしい。
今だからこそ共感できる言葉だが、感謝の対象である母は既にこの世にいない。母に済まないことをしたなぁ、と思っていたら、読売新聞編集手帳の宣伝コピーが目に入った。
「親が子を思う情は、いつの世にも『永遠の片思い』であるという。片思いに応えられる年齢になったとき、親はいない。墓前にたたずめば、人は誰もが、『ばか野郎』となじってもらいたい親不孝な息子であり、娘であろう」
全くその通りだ。
昨日、両親の墓参りをしてきた。
「ばか野郎」となじってもらいたかったが、そうと分かっても、両親は何も言わないのではないか。そんな気がした。両親に感謝。
