同志社29-38明治
前半を17-12で折り返し、後半同志社は逆転されたものの、残り5分のところで2点差まで迫った。残念ながら再逆転はならず、終了間際には明治にダメ押しのトライを許し、9点差の敗戦となったが、同志社にとっては、ここ数試合の不振から何を学んだのか、その学習効果を見せることができるゲームになった。
前半の同志社は果敢に攻め、又、ディフェンスでは思い切って前に出ることを心掛けていた。結果として、同志社の前に出る勢いが明治の出足を制し、明治に攻撃のリズムを作らせなかった。3週間前の早稲田とのゲームでは、この前に出るディフェンスがなく、早稲田に余裕を持ってゲームを作らせてしまっている。私の尊敬する浦野先輩(S43年卒)は、「ラグビーは、前を向いている選手の多い方が勝つ」と喝破されたが、まさにその名言を実証するかのようなゲーム運びができたのかと思う。
プロップ1番の菅原は前半、何度かゴールに迫る突進を見せた。倒れそうで倒れない、止まりそうで止まらない、その二枚腰、三枚腰とでも言うのだろうか、柔らかくて強い腰が印象的だった。NO.8の四至本は闘志の塊のようなプレーを何度か見せ、回りの選手に勇気を与えていた。FW戦で均衡を破れる選手、プレーヤーを鼓舞できる選手は貴重である。
(続く)
