同級生Mの息子さんと一緒に観戦。

息子さんは昨年、京大を卒業し、現在、国家公務員。


私 「親父と違って、勉強できるんやなぁ。これはお母さんの血を引いたんやな。良かった、良かった」

息子 「ありがとうございます」

私 「しかし、顔はMに似てきたなぁ・・・・そっくりや・・・・あっ、今、嫌そうな顔したな(笑)」


と、ゲーム前は余裕の会話をしていたのだが、正海のトライで先制し、その後のトライチャンスを何度か逃してからは完全に早稲田の支配下でゲームを進めることとなった。その早稲田はキックを封印し、自陣22M付近のスクラムからでも積極的にBKにボールを回してきた。


私 「早稲田がキックを蹴らへんなぁ」

息子 「何か意味があるんですか?」

私 「BKに回す練習をするんやろう・・・・しかもBKの間隔が広い!」

息子 「それ、どういうことです」

私 「多分、FWから遠いところで勝負しようということやろう」


早稲田は広く浅いBKラインを作り、早いパスで外に振った。味方FWから遠ざかるが、敵FWからも遠ざかる。やはり、帝京や東海など、強いFWを有するチームとの対戦を想定しての練習か。これに対する同志社のディフェンスは見るからにぎこちなかった。全くの想定外だったのだろうか。


惜しむらくは、ディフェンスに修正が入らず、ゲーム終了までぎこちないディフェンスが続いたことだ。このぎこちなさとは何か?私が思うに、失敗を恐れるが故に目でボールを追ってしまい、結果的に敵BKにプレッシャーを与えることに失敗したということではないか。それが証拠に、一時攻撃でトライを何度か奪われているし、折角スクラムを押したりしているのに、ポイントへの集散は早稲田の方が早かった。


同志社も、早稲田ほどではないにしろ、浅く広いラインで勝負しようとしていたようだが、パスの精度という意味では早稲田に及ばず、同志社BKのライン攻撃にはミスが目立った。正海の先制トライはインターセプトによるものだが、浅いラインの場合にはパスミスや不正確なパスが命取りになる。まだ組織立った練習をしていないのかも知れないが、もっとパスそのものの精度を上げる必要があると思う。


スクラムの安定やラインアウトの健闘は好材料だと思うし、裏に抜けると早い正海、面白いステップワークでトライを上げた関戸、何度も力強い突進を見せた四至本など良い選手もいる。この一方的な敗戦はザルのディフェンスが原因なので、先ずはきっちり止めることが大事だと思った。私の現役時代には馴染みの薄いドリフトで、あまり偉そうに言えないが、どんなディフェンスも、ボールを持って目の前にいる敵選手は俺が倒す、という燃えるような闘志や使命感なくして成功はしないように思う。


ボルネオ7番のブログ-同早戦スクラム