父は花の写真を好んで撮った。

お気に入りの写真があると、焼き増しして私の元にも送ってきてくれた。

当時はそんな写真を見ても、「へぇ、近くで見るとこんな形をしているんや・・・」くらいの思い入れしかなったが、最近、私も好んで花の写真を撮っていることに気付いた。


妻は、「お父さんと同じことをしてるね」とからかう。


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父は又、若く美しい女性の写真も好んで撮った。若く美しい女性のみ、が正しいかも知れない。

それを咎めると、「なんでか知らんけど、ワシがカメラを持っていると若くてキレイな女性しか寄って来ないんや」ととぼけていたが、今になって思うと、花を撮るときも、女性を撮るときも、父には、「この美しい一瞬を撮っておかねば・・・」という本能的な義務感があったのかも知れない。最近、そう思う。


そうは思うが、もちろん、私は若く美しい女性の写真は撮らない。

「お父さんと同じことをしているね」と妻から言われるだけでは済まない気がするからである。妻は直接手を下さぬとしても、三人の娘からボコボコにされるのがオチであろう。やっぱり写真を撮るのは花だけにしておこう。