翌5月5日には創部100周年記念試合が宝ヶ池球技場で行なわれた。


先ず10時から同志社高校、同志社香里高校、同志社国際高校による三つ巴戦。各々のチームに特徴があり、なかなか面白かったが、ビックリしたのは観客席からグランドに送られるお母さん方の黄色い声援。私が現役の頃にはなかった光景だが、「ラグビーなんか危ないから止めとき」などど言うお母さんとは根性の据わり方が違う。頼もしい。

お母さん、息子さんには是非大学でもラグビーをやらせて下さいね!

(写真は同志社高校対同志社香里高校)


ボルネオ7番のブログ-岩倉対香里



11時からは同志社大学OB対慶応義塾大学OBのゲーム。

同志社は赤パン(60歳以上)あり、黄パン(70歳以上)ありのメンバー編成。対する慶應義塾は・・・・おいおい、コンビネーションのスピードが違うやん、同志社のコンビがスローモーションに見えるで・・・・という同志社より少し若目の編成。「同志社、大丈夫かな?」という心配が見事に当たり、慶應がキックオフ早々からトライを重ねる。しかし、そこは「地元の利」。ゲーム展開を見ながら若手を適宜投入した同志社がゲーム終了2分前、逆転に成功、歓喜の勝利となった。


ボルネオ7番のブログ-同慶OB戦



12時20分、同志社大学対京都大学の定期戦キックオフ・・・・やったらしい。すんません、あまりの好天にアタマがボーっとし、おまけにお腹はグーっと鳴り、2年先輩のつーやん、同級生のうっしー、ミコの4名で、近くのお好み焼き屋さんまでお昼を食べに出掛けた。ビール中瓶×7、お好み焼き×3、焼きそば×1を平らげ戻ってきたら、ゲームは既に後半の後半、同志社の快勝だった模様。スコアは68対5。


ボルネオ7番のブログ-同志社京大戦1



そして14時00分、慶應義塾大学との定期戦キックオフ。

慶應は昨シーズン同様、FW、BK一体となってつなぐラグビーか。ボールをつないで前進を図り、隙を見つけると急襲する。その意思統一の見事さ、セットプレー習熟レベルの高さ、そして強い精神力に基づく稼働率の高さが身上か。


ボルネオ7番のブログ-同志社慶應戦1



しかし、同志社のディフェンスはなかなか速くて正確、しかも厚みがある。ゲインラインを何度も切られるが、決定的なチャンスを慶應に与えない。どこかで慶應の攻撃が止まるのだ。同志社、やるやん!BKのライン・ディフェンスはCTB西田を中心に「攻撃的」、慶應にミスが目立ったのはそのせいだと思う。昨年6月、三ツ沢で行なわれた同慶定期戦の記憶が甦る。あのときのライン・ディフェンスにも破壊力があった。


残念ながら、その後、慶應に一つのトライを許したが、これはSOがボールを限界までキープし、同志社のライン・ディフェンスとの間合いが詰まったところでCTBがすれ違いざまにボールを貰って抜き去ったもの(だったと思う)。慶應の意図を読み切れなかったということだろう。最近はどのチームもディフェンスが厚く、普通に回してもゲインを切れないが、この慶應が見せた「すれ違いざまのパス」は有効で、研究する価値があると思う。それにしても、慶應というチームにはいつも知性を感じさせられる。私の同級生が一言、「慶應はさすがやな。同志社陣に入ってくるとスピードまで違うがな。同志社はまだまだ甘い」。


ボルネオ7番のブログ-同志社慶應戦2

後半、LO冨田の突進からFWがつないでトライを奪い逆転に成功。同志社はそのまま10-5で逃げ切ったが、FWの健闘が目立ったゲームだった。先ずスクラムには安定感があり、余裕のあるボールをBKに供給。ラインアウトは慶應ほどの正確さは欠くものの、ほぼ100%マイボールをきっちり獲得。モール、ラックも互角。ディフェンスにも貢献、且つ、NO.8四至本やLO冨田には均衡を破るパワーがあり、慶應FWと互角に戦えたのが勝因だと思う。


慶應は数日前に東海大と練習試合をしたばかりで、調子は決して良くなかったと思うし、何より、未だ春のシーズンがスタートしたばかりだ。勝った、負けたと騒げる時期ではないが、久し振りに関東有力伝統校に勝利し、少なくともOBの顔に安堵の笑顔が戻った。私自身も、あまりの単純さに苦笑しているが、勝利の瞬間、ガッツポーズをしていたのである。うん、ホンマに単純。