同じく、日経のビジネス誌にあった記事。


「人生に遅すぎるということはない」


日清食品の創業者、安藤百福氏の言葉だ。実業家として順風満帆の人生を歩まれたのかと思いきや、メリヤス販売で財を築くも戦災で失い、戦後始めた製塩業では脱税の疑いから収監され、その後、理事長を任された信用組合は経営破綻。このとき、安藤氏は46歳だったという。度重なる不運を嘆いてもおかしくないと思うのだが、安藤氏の闘志は萎えることを知らない。庭に建てた小屋の中で早朝から深夜まで即席ラーメンの研究に没頭する。そして「チキンラーメン」が完成、48歳の夏のことだ。


肉体年齢にとらわれ、自ら限界を決めてはならない・・・・安藤氏が「人生に遅すぎるということはない」という言葉に込めたかった戒めだろうか。それにしても、もし戦争が起こらず、メリヤス業が順調だったら、又は、理事長を任された信用組合が破綻しなければ、チキンラーメンはこの世に誕生していなかったのかも知れない。そう考えると、何かが起こったとき、単純に運不運のみを語るのは時期尚早で短絡的に過ぎる。特に、思い通りに行かなかったときの心の持ち方が極めて重要ということだろう。


不運だと感じたときは、チキンラーメンを思い出そう。



ボルネオ7番のブログ-チキンラーメン