安倍内閣で防衛相を務めた小池百合子衆院議員著、「女子の本懐」を読んだ。
副題は「市ヶ谷の55日」となっており、小池議員が初の女性防衛大臣に就任し、さまざまな攻防を経て退任するまでの55日間を綴った日記になっている。「女子の本懐」とは、小池元防衛相が退任する際に述べた言葉だ。
「嫉妬の女偏を男偏に変えて欲しい」という一節が出てくる。
当時は政権党だった自民党もどうやら男社会やったらしく、男性議員の嫉妬から足を引っ張られたり、仲間外れにされたりしたようだ。日本も女性の社会進出が以前よりは普通になったと思うが、まだまだ女性には閉鎖的な社会なのかも知れない。
それで思い出したのが、ファッションの世界で良く言われる「カジュアル化」という言葉だ。以前はエレガントに着飾ることの多かった女性が、最近はTシャツにジーンズなど、肩の凝らない普段着を自由に着回すことが増えた。その現象を会社の同僚がこう解説する。
「以前の女性には、男性からどう見られるかということを気にする人が多かったと思います。別の言い方をすると、女性にはこういうスタイルをして欲しいという男性の眼や願望が女性のファッションをつくっていたと思うんです」
「なるほど、僕が20代、30代のときに流行したボディコンなんか、その典型なんやね?」
「そうだと思います。今もそういう女性はいるんですが、それよりも、男性の目を意識することなく、自分の好きな格好をします、という女性が多くなったんだと思います。何だかんだ言って、カジュアルって楽ですもん」
納得!
