とてつもなくこわかったのです

よんというすうじが

ながされていくのなんてかっこわるいわ

そんなの ほんとうはうそなのです


むきあいたくなかったのでわたしは にげたのです


どの せんたくも くるしさも いまおもえば

どれも あおくさかったようなきがするよ


わたしは あのとき にげただけなんだ

どうじょうされて じぶんをあわれんでもらいたかっただけなんだ


めんどくさいことから にげただけ

ひと以上にきっと私は

自分の納得のいかない考えを持つ人を

許すことができないんです

昔から

たぶん それは異常なほどです

学んでも これだけは 消えていかない

この自分に突き当たるたびパニックになる

私はどこかおかしいんだ

その表現のしようのない汚物を燃やす方法を

消す方法を教えてください

ぼくらは

それぞれ理想という名をつけた完璧を目指したんだね

そして上を見上げ苦しみという味を覚え恐怖をかんじるようになったんだ

涙で楽しかった頃の思い出が流れても 疑うことを学んでも

てっぺんにのぼって空に近づくことが最高の幸せを手に入れられるんだとそう信じた

信じたかった


明日なんか考えないで

土を感じ

みちばたの花を摘んで

風で飛んでしまった黄色のスクールボーシをひっしに追いかけた

20分で帰れる道をたくさんのともだちと2時間もかかって帰ったこともあった

小さな虫に驚き 木の実に手を伸ばし

10円菓子を秘密基地で食べて

疲れてたくさん寝て

欲なんてなくてすこしずつすこしずつ大きくなっていったあの頃


最近さあの頃にひどくもどりたくなってしまうよ

それは ただの逃げなのかな

負け組みなんてへんてこな名前がつくのかな

すこしずつすこしずつ年をとってけばいい

ちいさく ちいさく なっていけばいい

道草食いまくってつまみぐいする喜びでねむりにつけばいい


どんな生き方をしても

死はやってくるから

土に戻るんだから

やっぱり私は見栄っ張りだ

努力もしやしないのに たいした身分でもないのに 無意味にプライドが高いんだ

もう 馬鹿なほどに

見栄なんて張る人間はかわいそうなひとだ 恥ずかしいことだ

そう思ってるのに 自分は見栄を張るひと以下なんだ


表面的では見栄を張りたくなんてないってこと

知り合いに恥ずかしい仕事・生活だなんて思われたくないってこと

自慢できるような人生を送りたいっていう

低俗な物事なんだけど

奥底の理由は

実は根本的に他人を含めない自分だけの問題なんだよね

見栄という表現ではない

もっともっとどろどろしてる

他人が自分のことを話してる姿を「見栄をはっちゃって 気の毒な人 とか たいしたことない人生~」とかおもうことがある私が原因なんだ

すべての思考や感情はイコール私

他人の目だとおもってるのは私の目

”そう思われちゃってる”じゃない 「私がそう思ってる」んだ

まわりの人が、とちくるってる自分とは違うことを理解できないんだ

被害妄想だ


素直に私のほんとのことが話せない 今の私を話せない

すべては 他人に対する私の醜い心が狂ってるといってもいいほどおかしいんだ


私は気が強いだけで ただの欲しがりで 人を見下して 嫉妬して

どうしようもない人間なんだよ

自分の性格を変えるか(そんなの不可能だ)

見栄を張れるくらいの生活レベルにするか

結局こんな結論しか出せない

なんだかもー自分が嫌だ

七転び八起きの人生てよくいうけど

ほとんどの人は八転び一起きなんですよねぇ・・・

私の場合なんて起き上がれたらまだいいほうで。

転んで 転んで 怪我だらけになりながらやっと起き上がれたと思ったら また転ぶ みたいな(苦笑)

そういうふうに転びまくって得た1つのものってほんとうに大きいというか重いというか

私は実際そういう人ばかりに惹かれる


100%転ぶこと解ってても突き進むみたいな人?

転んでも転んでもくじけない人

でも転びっぱなしじゃなくて 重い一つをそこから得ている人

それは痛みを解りすぎてる人だから

苦しみも解ってるから
多くを語らない人

人を傷つけない人


でもこれは外からじゃみえないのよねぇ

残念なことに