飯田カヅキ - 沈む風 (MV)

Edited by Bori(LosingMySilentDoors/音景-Onkei-)
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● アルバム情報
2020.8.19 Release
飯田カヅキ 1st Album 『惨密』
01. 選
02. 粒子
03. 沈む風
04. 削除
05. 眠逝
06. 離
07. 水の糸
08. 生贄
09. 増殖
10. 点

 

● iTunes Store / Apple Music

https://music.apple.com/jp/album/%E6%83%A8%E5%AF%86/1523609602

● Spotify

https://open.spotify.com/album/2xMwIxy82SqjIbjXgfYhVV?si=b51U1I5pQ6qiJYwjWTgyZQ

● Amazon Music Unlimited

https://www.amazon.co.jp/dp/B08CZVZHG5

● 配信ストアリンク

https://big-up.style/hCDtw7SBHi



2020年4月のコロナ渦の自粛ムードが漂う中、strange world's endの飯田カヅキ氏が秘密裡にファーストソロインストアルバムを制作しているとの情報が入り、その中の1曲を僕の方でMV制作させてもらえる運びとなりました。

収録曲のミックスダウン中から何曲か聴かせてもらって、その中から黄金色の風のイメージが浮かんだので、「沈む風」をMV制作させてもらえることになりました。

「沈む風」というタイトルも深みがあって面白いですね。

飯田カヅキ氏がインストアルバムという新しい挑戦をするということで、MV制作するにあたって僕なりに「今までやっていない手法のアート作品にしたい」と考えていたので、いつかやろうと思っていた「サンドアートの手法を応用したアート作品」にチャレンジしてみることに。

サンドアートについては画家のk:soul:y a.k.a YANさんとライヴハウスでのイベントでご一緒したり、MV制作した時に体験していて、何もないところから生み出されて徐々に変化するサンドアートの暖かさ・美しさに憧れてました。

サンドアート用の機材を集めつつ、ネットでサンドアート作品動画をリサーチしたりして、どのような演出にすべきかいろいろ構想して行きました。

 ・ サンドアートの手法を応用しつつ、CGやエフェクトと融合したオリジナルな演出とする。
 ・ 砂と手先だけでなく道具も使ってみる。
 ・ 物語としてのストーリー展開をつける。

通常、サンドアートは乳白色キャンバスを下から暖色系の照明で照らすものですが、CGと合成するにはイマイチ合わなかったので、黒いキャンバスに変更。

ワンカメによるサンドアートのゆったりとしたテンポ感が楽曲のスピード感に合わなかったので、動画編集時にスピードコントロールでテンポ感の緩急を合わせたりしました。

いろいろ試行錯誤する中でサンドアートだけでなく象徴的な道具が必要と感じて、部屋の中にあるガラクタとか飾りとか搔き集めて登場させて色付けしてみたり。

… 正統なサンドアート作品ではなく、サンドアートから派生したオルタナティヴなアート作品になったかなと思います。

自分なりにも新たな挑戦になりましたし、次なる構想も見えて来ました。
今回のキッカケを作ってくれた飯田カヅキ氏に感謝です。

Bori Doors(LosingMySilentDoors/音景-Onkei-)

● LosingMySilentDoors「Green Shift : Nowhereland」アルバムジャケット制作秘話

2019年9月18日(水)にLosingMySilentDoorsセカンドフルアルバム「Green Shift : Nowhereland」が無事リリースされ、10月11日(金)三軒茶屋Heaven's Doorでの音景-Onkei-13「10月のリザレクション」でのレコ発パーティーにて最大級の台風目前にも関わらず開催させて頂き、皆さんのお陰でで忘れられない一夜になりました。

今回はアルバムジャケット制作秘話についてお話します。

アルバムジャケットデザインは旧知のSHUGETSUさんに依頼しました。彼の素晴らしいアートワークを今までたくさん見て来ましたし、いつかお願いしたいと考えていたのでこのタイミングでの依頼となりました。

ただ単にアルバムタイトルや歌詞などのキーワードをヒントに「あとはお任せします」というものでなくて、打合せしながら僕の中にあるぼんやりと構想するイメージを引き出してもらいつつ形にしていく共同作業で、最終的に完成まで2回ほどの大幅なデザイン変更となりました。

「Green Shift」というワーキングタイトルからアルバムジャケットは緑色をテーマカラーとして「樹木」をモチーフにすることに決めました。そして今回のアルバム制作ではたくさんのゲストミュージシャンに関わってもらったので、彼らの演奏が楽曲という枝葉となってやがてアルバムという「大きな樹」になることをイメージしました。



もうひとつ浮かんでいた「二面性」というイメージをアルバムジャケットの表面を生い茂った樹木、裏面を枯れ樹にすることで、ある種の二面性、Rise & Fall、栄枯盛衰、等を盛り込みました。

文字フォントはいくつかの比較テストを実施した上で、近未来感もありつつ、遠くからでも目に入るもの、転用しやすい既成のもの、それから影響を受けてきたもの、というコンセプトでこの文字フォントに統一することにしました。

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アルバム制作の途中でSHUGETSUさんから早い段階で第1稿が上がって来ました。とても凝っていて美しい仕上がりでした。このデザインで流通することを夢想して小躍りしたのを覚えています(笑)




アルバム制作が長引くにつれて僕の中のイメージや感性が徐々に変わってきて、一旦採用したものにどうも違和感を感じるようになりました。

この時期と平行してアルバムリリース記念新T-Shirts用のロゴデザインを同じくSHUGETSUさんに依頼した際、ポストモダニズムの観点から「シンプルなロゴで印象的なものを胸元に小さく」とお願いしました。そうして仕上がってきたデザインを見て「これ!このデザイン!」と実感することができました。胸元に小さくデザインしたのは重ね着を意識してでした。


このT-Shirts用にデザインされたシンプルなロゴが強く印象に残ったので、アルバムジャケットに転用することに決めました。ここでアルバムジャケットとT-Shirtsロゴは共通化され、より意味が重なってくることに気付きました。これが第2稿になりました。

このデザインを利用してスマートフォンのiTunesやiPodにアルバム音源と一緒にアルバムジャケットとして表示させてしばらくスクリーニングテストしていましたが、最終的にどうもしっくり来ないところがあって、それがずーっと頭の中にこびりついてました。

アルバム完成目前のある日、ピン!と閃いて最後のデザイン変更をSHUGETSUさんに依頼しました。それが緑色のアルバムジャケットをグラデーションに表示させるというアイデアでした。それは濃い緑色から淡い緑色にグラデーションしていくことでアルバムに深みを与え、バラエティに富んでいることを示唆しています。



こうやって紆余曲折したアルバムジャケットがようやく完成しました。
僕の気まぐれな突然のデザイン変更依頼に付き合っていただいたSHUGETSUさん、素晴らしいデザインに仕上げていただき本当にありがとうございました!

願わくばこのアルバムジャケットを見かけたら手に取ってもらい、アルバムジャケットに込めた「想い」を感じてもらえると嬉しいです!

Bori(LosingMySilentDoors / 音景-Onkei- Records)

 

10/11(金)は三軒茶屋Heaven's DoorでのLosingMySilentDoorsレコ発パーティーを開催させて頂きました。

この日の2日ほど前から超大型台風が近づいてるとの情報で、一時は開催中止も検討しましたが、関係者との協議の上、開催することを決定させて頂きました。開演時間を少し早めて終演後にお客さんの帰宅を促すことで、何とか無事に終演することができました。

ご来場の皆さん、参加してくれた皆さん、本当にありがとうございました。

イベント名に「リザレクション(復活)」と名付けたのはストーン・ローゼスのアルバム名に引っ掛けてるところもあるけれど、ようやくアルバムが完成してバンド活動を復活させる時にいつかこのタイトルを使いたいなと思ってました。

今回はVJ演出としてVJパラソルを始めてテスト導入して効果を試してみましたが、少し立体的になって面白い効果が得られたと思います。むしろ共演したHello1103のVJ演出が合ってましたね。

前半のLosingMySilentDoors第一部は「AuroraEP」リリース10周年を記念して、全曲再現を試みました。
ライヴメンバーはHaru(カナリヤの咆哮)、燐-Lin-(四弦独唱)、テッシー(スペシャオ餃子バンド / MOTAHEAD / LAPIN AGILE)です。

展開を忘れていてもう少し練習していればと思う場面がいくつかありましたが、僕自身は10年前のノスタルジーと昨日までのことがシンクロしていろんな感情が蘇って来た貴重なライヴでした。

LosingMySilentDoors Part1 Setlist:「AuroraEP」全曲再現ライヴ
・ Aurora Experience
・ Cosmic Walnut
・ Waiting for the Sun
・ Rapid Eye Movement
Green Shift : Nowherelandより
・ Dent-de-Lion
featuring アキエ(JIRI)

LosingMySilentDoors第一部終了後はHello1103に出演して頂きましたが、完成度がとてつもなくてみんな固唾を飲みながら見守ってました。とても素晴らしかったです。

後半のLosingMySilentDoors第二部で「Green Shift : Nowhereland」全曲再現ライヴを試みました。アルバム制作に参加してもらったゲストミュージシャンを中心とした豪華なライヴで、ライヴメンバーはフルカワリュウイチ(不遣ノ雨/strange world's end)、平野なつき(フリーベーシスト)、マイケル久我(不遣ノ雨)、Haru(カナリヤの咆哮)、を固定にフィーチャーしたゲストミュージシャンが入れ替わるという趣向で、入れ替わり時間をMCでどう繋ぐかが最大の課題でした。

LosingMySilentDoors Part2 Setlist:「Green Shift : Nowhereland」全曲再現ライヴ
・ Cold Dance
・ Tea's Bomb
featuring 判治宏隆(SILVER HALATION、飯田カヅキ×判治宏隆)

・ 新しい名前を探して
featuring アキエ(JIRI)

・ Raindance
featuring イノウエヒロミチ(地獄の季節)

・ 砂漠の上の少年
・ Stay
featuring 飯田カヅキ(strange world's end/飯田カヅキ×判治宏隆)

・ I Share Mary
・ Nowhereland
featuring 荒川大地(The life plant/tetote)

・ Neverending
featuring イノウエヒロミチ(地獄の季節)

Encore:
・ 月の影の方へ … 「Blue Shift : Prelude to Space」より
featuring 判治宏隆(SILVER HALATION、飯田カヅキ×判治宏隆)

さすが第一線で活躍しているミュージシャン揃いということもあって、機材トラブル等もなくMC以外はタイトにビシッと演奏することができました。改めて彼らの底力を体験することができました。

アルバムとライヴでは流れが違うのでセットリスト順が違うけれど、この起承転結がある流れを作れて良かったなと思います。

アンコールで思い入れの深い「月の影の方へ」も復活させることができました。


最後にMCでも触れましたが、こんなに人と人との繋がりを実感できた日はなかなかありません。僕1人で実現できるものではなくて、皆さんに協力してもらって実現できた夢物語です。

欲を言わせてもらえれば…また完全再現ライヴを実現できたらと思います(実現性は低いですが…)

 

 


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LosingMySilentDoors presents
音景-Onkei-13「10月のリザレクション」
LosingMySilentDoors 「Green Shift:Nowhereland」 album release party

日程:2019年10月11日(金)
時間:開場18:30/開演19:00
場所:三軒茶屋Heaven's Door(http://heavens-door-music.com/
住所:〒154-0024東京都世田谷区三軒茶屋1-33-19 B1F
交通:東急田園都市線 三軒茶屋駅より約5分、東急世田谷線 三軒茶屋駅より約10分
料金:前売/当日ともに2,000円(ドリンク代別)

● 出演:
 ・ LosingMySilentDoors(Part1 & Part2)
 ・ Hello1103

● LosingMySilentDoorsでの豪華ゲスト陣
 ・ フルカワリュウイチ(不遣ノ雨/strange world's end)
 ・ ハル(カナリヤの咆哮/Forest People)
 ・ アキエ(JIRI)
 ・ 荒川大地(The life plant/tetote)
 ・ イノウエヒロミチ(地獄の季節)
 ・ 飯田カヅキ(strange world's end/飯田カヅキ×判治宏隆)
 ・ 判治宏隆(SILVER HALATION、飯田カヅキ×判治宏隆)
 ・ 久我元大(不遣ノ雨)
 ・ 平野なつき(フリーベーシスト)
 ・ 燐-Lin-(四弦独唱)
 ・ テッシー(スペシャオ餃子バンド / MOTAHEAD / LAPIN AGILE)

● アートアクト:
・ VJ Bori / VJ Manako(音景-Onkei-)
・ ライヴフォト:セオサユミ
・ 蝋燭装飾・販売:吉田蝋燭
・ 物販:オザワユキ

● フードコーナー:
・ きしぱん食堂

by Bori Doors(LosingMySilentDoors/音景-Onkei- Records)
写真撮影・提供:セオサユミ