10月上旬振り返り ビッグサイズ狙いからエンジョイフィッシングまで秋の琵琶湖を満喫 | Mogihanon's diary

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琵琶湖バスフィッシングガイド舞木雅和の日記

みなさんこんにちは!
 
今年の秋は、11月に入ったというのに、暖かい日々が続いていますね。
琵琶湖の水温もまだ20℃前後と、例年に比べて高い状態で、まだまだヤングサイズやベビーサイズのバス達も高活性な状態です。
快適な気候の日も多く、バス達が活発にルアーにアタックしてきてくれるので、ルアーフィッシングを気軽に楽しむには良い時期かと思います(^^)
是非、みなさんもフィールドへ足を運んでみて下さいね!
 
 
さて、少し前の話となってしまいますが、今回は、10月上旬頃のガイドレポートをお送り致します。
 
 
 
10月1日と、10月2日の二日間は、関東から20年振りの琵琶湖遠征にお越し下さったゲストさまをお迎えしてのガイドとなりました!
 
普段、関東のメジャーレイクや、東北のスモールマウスレイクで、ビッグフィッシュを狙ったストイックな釣りをやり込まれているというゲストさま。
 
今回の二日間の目標は、ずばり、ロクマル10lbオーバー!
 
そのリクエストに応えるべく、玉砕覚悟を承知して頂き、狙いにいったところ、本当に出てしまいました!!
 
 
ロクマル10lbオーバーが!!
 

 
64cm4565g!!
 
この二日間、10月1日は、ローライトで適度な風が吹くコンディションだったのですが、10月2日は、予報の段階で激荒れ、北湖展開は厳しそうな状況でした。
 
そこで、10lbを狙うとなると1日に掛けるしかなく、1日は、北湖の、アタリはほとんど無くても、出ればデカいであろうスポットのみを回ることにしました。
 
そして、フリーリグ、ヘビキャロ、パワーミドストのローテーションで狙っていき、1バイト1フィッシュの結果でした。
 
 
その1バイト1フィッシュが、ロクマル10lbオーバーとは、ゲストさまのフィッシングスキルの高さはもちろんですが、それ以上に持ってるとしか思えませんでした!
 
ヒット時のアプローチとしては、ドライブビーバー4インチ 5gフリーリグで、水深3m~9mへ落ちるブレイクを、ダウンヒルで丁寧に落としていき、フォール中のバイトを逃さずにとったという感じでした。
 
本当にお見事でしたね!!
 
 
そして、翌10月2日は、朝から強風激荒れということで、北湖展開は断念し、南湖展開へ。
 
南湖のクオリティーフィッシュを追いかけました。
 
 
強風により、濁りも入っていたことから、まずはクランキングで広範囲を探っていきましたが、反応してくれたのはヤングサイズのみでした(;^_^A
 
 
チッパワXDDやベビーチッパワDDを、水深別にローテーションしながら釣っていきました。
 
広範囲を探っていくなかで、ピンスポット狙いではダウンショットリグも入れてみましたが…、
 
 
釣れたのはニゴイ君のみ(;^_^A
 
二日目は予想通りの大苦戦となってしまいました。
 
とはいえ、初日のメモリアルフィッシュキャッチに、20年振りの琵琶湖遠征を大満足で終わられたゲストさまでしたね!
 
 
後日、ゲストさまより、今回キャッチしたバスのデジタル魚拓をお作りになられたと御連絡が御座いました。
 
 
ゲストさま曰く、今年は、スモールマウスの7lbオーバーと、ラージマウスの10lbオーバーと、トロフィーサイズを二匹もキャッチ出来て、出来すぎな一年だったとのことでした。
 
日本のバスフィールドのポテンシャルを感じさせる素晴らしい釣果ですね(^^)
 
次回は、早春の琵琶湖で、スメルトヘッドゲームでさらなるモンスターバスを狙いましょう!
 
 
 
10月4日は、関東から今年二回目の琵琶湖遠征にお越し下さったゲストさまをお迎えしてのガイドとなりました。
 
前回、はじめて琵琶湖北湖での釣りを体験され、そのフィールドとバスにすっかり魅了されたとのことでした(^^)
 
普段は、芦ノ湖や西湖など、関東のフィールドでハードベイトメイン(たまにラバージグ&ポーク)でバスフィッシングを楽しまれているというゲストさま。
 
琵琶湖へも、普段のハードベイトメインのスタイルで挑まれています。
 
この日は、まず、シャローをジャークベイトで狙うパターンからスタートしてみました。
 
 
エリー115MDでのジャーキングで狙ってみると、ベビーサイズが入れ食い状態に。
 
このままではサイズアップが難しそうな雰囲気だったので、エリー115MDのハイスピードクランキングパターンにシフトしてみると、50upのナイスフィッシュがヒット!
 

 
 小型のバスが追いつけないスピードで巻くイメージ、反応したビッグフィッシュを見切る間もなくバイトに持ち込むイメージで、とにかくルアーが泳ぐ限界のスピードで速巻きします。
 
 
まあ、こちらはお手本フィッシュということで(^_^;)
 
ゲストさまにも実践して頂き、タダマキ112のハイスピードクランキングでナイスフィッシュをキャッチ!
 
 
ミノーをこんなに速く巻いて釣ったのは初めてだとおっしゃっていました(^^)d
 
ゲストさまには、水深別にタダマキ112とエリー115MDを使い分けて頂き、次はエリー115MDでのハイスピードクランキングでもナイスフィッシュをキャッチ!
 
 
さらに、タダマキ112で追加!
 
 
私も、エリー115MDで追加!
 
 
さらにタダマキ112で追加と、この釣りがハマッてましたね!
 
 
ハードボトムへのコンタクト具合に合わせ、微妙にルアーの潜航深度を調整しながら、丁寧に狙っていったのが良かったと思います。
 
 
エリー115MDに関しては、上のようにアウターウェイトを調整して、浮力や姿勢を変えることで、潜航深度が変わります。
 
この少しの差が、釣果に繋がることも多々ありますよ~!
 
ミノーのハイスピードクランキングで良い感じに連発したので、このあとは、さらなるビッグフィッシュ狙いのパターンも試してみることに。
 
ディープ狙いに切り替えて…、
 
 
パーソナルレコード更新フィッシュとなる、61cm3725gのロクマルモンスターをキャッチされたゲストさま!
 
 
ビッグスプーンであるダイラッカで、水深8m~9mのストラクチャーを狙ってのヒットでした。
 
 
ハードベイトゲームという御自身のスタイルを貫いてキャッチされたロクマルモンスターに、とても感動された様子のゲストさまでした(^^)
 
このあとは、ビッグスプーンのフォローで入れてみたフットボールジグでも、ナイスフィッシュをキャッチ!
 
 
夕方は、再びシャローへ。
 
そして、タダマキ112でナイスフィッシュを追加のゲストさまでした(^^)
 
 
私もエリーで追加(^^)
 
 
チッパワDDでは、琵琶湖名物ケタバスの連発も体験されたゲストさまでしたw
 
 
ロクマルを筆頭に、ナイスフィッシュが連発と、アプローチがハマって爆釣劇となった今回の釣行でしたね!
 
これからも、ゲストさまには、御自身のスタイルを磨きつつバスフィッシングを楽しんで頂きたいですね(^^)
 
 
 
10月7日は、イナズマロックフェスの観覧に合わせて、九州からお越し下さったゲストさま方をお迎えしてのガイドとなりました。
 
この日は生憎の荒天となってしまい、普段私がメインにしている北湖での展開が厳しいということで、中止を提案したものの、せっかく訪れた琵琶湖で釣りをしてみたいとの熱望から、出船することになりました。
 

 
北湖に比べると、波風がだいぶマシな南湖での展開。
 
それでも、そこそこ風もあり、濁りも入っていたことから、クランクベイトを巻きまくり、サーチしていく展開を選択しました。
 
ビッグフィッシュをキャッチすることは出来ませんでしたが、みなさんクランキングで琵琶湖バスをキャッチ!
 
 
ショットオーバー5や、
 
 
チッパワXDDでは、水深4m~5mラインのウィードエリアを巻いてキャッチ。
 
水深3mラインのウィードエリアでは、ディープX200を巻いてのキャッチでした。
 
 
遠征されるとなると、どうしても天候を選ぶことが難しく、荒天に泣かされることも多々ありますよね(-_-;)
 
今回は厳しい状況にも関わらずチャレンジして頂き、ありがとうございました。
 
 
是非、また、琵琶湖にチャレンジして下さいね!
 
 
 
10月8日のガイドは、小学5年生トモ君の、関東から今年二回目の琵琶湖チャレンジ!
 
穏やかなローライトコンディションということで、バイト数優先の展開で、色んなルアーをローテーションしながら釣っていきました(^^)
 
なかでも、印象的だったのがこの一匹!
 
 
前回の琵琶湖釣行時に、初めてバスをキャッチしたというベイトタックルを用いて、エリー95SDでのジャーキングでキャッチしたナイスフィッシュ!
 
僕も子供の頃、ベイトタックルでハードベイトを操ってバスを釣ることに憧れたものです。
 
トモ君の嬉しそうな姿を見て、その頃の気持ちを思い出しました(^^)
 
Xナナハン+2のジャーキングでも連発していたトモ君!
 
 
ハードベイトを操ってバスをバイトに持ち込む楽しさを満喫してましたね(^^)
 
エリー95SDと、Xナナハン+2を潜航深度で使い分けるのが良い感じでした。
 
ジャークベイトのフォローには、Gテールサターン3.5インチのダウンショットリグを入れて、これまた連発!
 
 

雨が降ってからも、夢中でバスを釣り続けていたトモ君でした(^^)

 
お父さんは、ビッグフィッシュ狙いで、サカマタシャッド5インチ&6インチのノーシンカージャークや、チッパワXDD、リバウンドスティック6インチのフリーリグ、などを、トモ君が狙っていた一段下のレンジを意識し、キャスト。
 
トモ君が水深3m未満のスポットで釣っていたのですが、お父さんは、水深4m〜5mを中心に釣っていった感じです。
 

 
比較的釣れてくるバスのサイズは良いかなという感じでしたが、お父さんが目指していた50upキャッチはなりませんでした(^_^;)
 
この日、トモ君がランチに持って来たカップヌードル↓↓↓
 
 
↑この絵のように、釣りまくりの一日になりましたね〜(^^)
 
この日の釣行が、親子の良い思い出になってくれたなら嬉しいです。
 
 
 
10月9日は、和歌山県より初琵琶湖にお越し下さったゲストさまをお迎えしてのガイドとなりました。
 
ビッグフィッシュ狙いが御希望とのことでしたが、見事、50upをキャッチ!
 
 
ベイトフィッシュについてはいるけど、なかなか口を使ってくれない魚に、マッチザベイトを意識したアプローチで、バイトに持ち込みました。
 
 
水深4m前後のウィードエリアを、レッグワームの3.5gフリーリグ狙ってキャッチ!
 
このあとサイズダウンはしたものの、同様のアプローチで連発!
 
 
その後は、さらにビッグフィッシュを追加するべく、ミドルレンジからディープレンジの沈み物狙いへ。
 
50up追加とはなりませんでしたが、グッドプロポーションなナイスフィッシュを二匹追加されたゲストさまでした!
 
 
ヴァラップスイマー3.3インチの7gキャロライナリグで、水深6m前後の沈み物を狙ってのヒットでした。
 

 
この日は、ローライトながら冷たい雨で冷え込んだこともあってか、ボトム系のアプローチに分がある感じでしたね。
 
琵琶湖のコンディションの良いナイスフィッシュを連発され、琵琶湖にハマりそうとおっしゃっていたゲストさまでした(^^)
 
 
 
ということで、ビッグサイズ狙いからエンジョイフィッシングまで、ゲストさまそれぞれの楽しみ方で、秋の琵琶湖を満喫して頂いた10月上旬でした!