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黒スーツの天使

大好きな黒スーツの天使のお話

私の住む街にある繁華街ではホストクラブは流行らなく、

ボーイズバーが主流だった。

客を無理に連れてこなければなんて、そこまで厳しくない。

料金もホストクラブと比べればリーズナブルな設定。

            

アキも私に店に来いと冗談っぽく言っても、

強制的な言い方はしない。

 

ホストのように甘い言葉を言われたら、

いかにも営業トークに思えて行かなかったかもしれない。

 

後から分かったことだけれど、

マッキーにもそれ相応の色カノがいたらしい。

もちろんのこと私にはそんなそぶりも見せなかったし、

私を色カノにする考えもなかっただろう。

 

色カノって・・・いわゆる都合がいい存在。

お店の売り上げ協力もしなくてはいけないだろうし・・・

暇なときは呼ばれるし・・・本当に都合いい・・・

 

相手の恋心を巧みに利用する。

それも1つの営業方法ではあるけれど・・・

 

 

色カノの条件はまずやはりお金があること。

彼のためにお店にお金を落とすことができる。

お水の子だったら、アフターに必ず彼のお店を使う。

例え粗暴な扱いを受けても彼に尽くせる。

若干でも自分が相手にできる範囲のタイプであること。

 

それも1つの恋愛の形、愛する気持ちなのかもしれない。

多分そんな恋にはまってしまった、もう一度心が崩壊していただろう。