HSBC香港口座開設、12月1日の状況。そして来年へ向けての準備 | 香港IFA玉利の海外投資夜話

HSBC香港口座開設、12月1日の状況。そして来年へ向けての準備

10月中旬頃から
再び基準が厳しくなるという声を聞き始め、
実際11月に入ってから一部では
申し込みを断られたという情報も
いくつか入っていたHSBC香港の口座開設。


今はどうかというと、、

まったく平常通り
スムーズに口座開設は成功している。


徹底的に
遮断されておらず
然るべきやり方は存在し、
道は残されているというのは
これまで何回となく経験したことと同じだ。


結局元のように戻るのだったら
いちいち「厳しくなる」という
不安を煽るようなことは報せなくて良いのではないか、
と思うこともあるが実際タイミングが悪いと
我々の経験や知識を持ってしても成功しないこともあるので
現場で掴んだ情報はやはり伝えることにしたい。


もちろん複数ソースを
通じて確認したうえで発信する。


口座を開設したい
という人は間断なくいるのであり
我々の情報によっては渡航を見合わせたり、
予定を変更する人もいるだろう。


実際そうした方が良い時期もある。


今年も残すところあと1ヶ月。


2017年には何が待っているだろうか?


CRS(共通報告基準)は
世界101カ国の間で金融機関などに
登録する氏名・住所(名称・所在地)、
居住地国などの個人情報の項目を共通化して
政府間で自動交換を容易にする制度であるが
これが2017年1月から開始される。



国際的な課税逃れや
申告漏れなどの情報を
交換するための制度である。


これには日本をはじめ
中国、香港も加入している。


税引き後の資金を移動して預けている
個人にとっては大きな問題はない。


海外の投資で
現金化して実現した利益を
確定申告していれば良い。


それは
資産の海外分散保有による効用を
いささかも損ねるものではない。


資産を1ヶ所に集中しておくと
仮にそこの何か重大な危機が訪れたときの
悪影響が深刻なものであることには違いがないからだ。


株式投資で得た利益や配当、
預金の利息は金融機関の方で
源泉徴収してくれるシステムやサービスがある
日本の環境に慣れていると少々面倒であるが

「場所の分散」と「通貨の分散」

をもって一極集中の
リスクヘッジをするためには
欠かせないことである。


大切なのは正しい知識のもと、
正しいやり方で管理をするということである。

>>>>内容に満足されたらこちらをクリック!