「他力本願」人の手を借りる利点(2) | 香港IFA玉利の海外投資夜話

「他力本願」人の手を借りる利点(2)

また語学だけでは
クリアできないこともある。

それは口座開設時に
金融機関が要求する資料を
的確に用意することであったり、
金融機関が求める回答を適切に行うこと。

例えば、
HSBC香港口座開設の際の
必要書類にはパスポートと
英文で記載された住所証明がある。

英文の住所証明には
国際運転免許証が使えるので
運転免許証を持っている人であれば
それを取得することでほぼクリアできる。

国際運転免許証を
取得できない場合は
銀行の残高証明書を英文で
発行してもらうことにより
住所確認の資料とする。

だが、
この銀行の残高証明書には
HSBC香港が求める内容が
盛り込まれておらなければならず
それらすべて揃っていなければ
最悪の場合口座開設を断られる。


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口座開設をする場合に
言ってはいけないNGワードもあり、
いかに語学が堪能でも
それを言ってしまったがために
口座開設を拒絶されることもある。

ときどき

「今香港に来ているのですぐに
HSBC香港の口座開設サポートしてもらえないか?」

という電話がかかってくることがある。

大抵は語学力に自信があって、
自分の力で口座開設に挑戦したが
何らかの理由で開設を断られ、
困って我々に連絡をされるのだろう。

こうしたケースは
本人が気づかないままに
銀行の意に沿わないことを
言ってしまっていることが多い。

改めて
我々が別の支店に連れて行って
窓口で伝えることのアドバイスをして、
晴れて口座開設が成功したという
ケースも一度ではない。

このような知識は
我々も日々のサポートで
長年蓄積してきたことであり、
自分でゼロから把握しようとしても
決して一朝一夕にはゆかない。

我々がおこなっている
口座開設のための勉強会に参加する費用
口座開設のサポートを受ける費用は
もちろん無料ではない。

ここにかかる費用を
自力で行うことにより
削減したいと思う人もいるだろう。

もちろんそれで
うまくゆくケースはあると思う。

しかし語学力以外の
原因により失敗すれば
香港までの渡航費用が
無駄になってしまう。

ここにかける費用は
一種の損害保険のようなものと
捉えても良いだろうが
もちろんそれだけではない。

目的は口座を
開設することではなくて
それを使ってゆくことのはずである。

開設後に使われず
放置されている口座が銀行の負担となり、
それが新たな口座開設が厳しくなる
原因のひとつにもなっている昨今、
新たに口座を持つ人には必ず開設成功の
向こう側にある有効活用を見据えてほしい。

一年間のメールサポートや
インターネットバンキングの日本語マニュアルが
付帯する我々のサポートサービスが重要性を
帯びてくるのはまさにその時なのである。


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