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※管理人注 : かなり昔の話ゆえ、TAMA家の愛兎であった“ うー ”号の画像が現存しない為、google画像検索で、似た写真を拝借しました。
すべては、デジカメ&写メが普及してなかった当時に“ うさぎ ”なる脆弱な小動物への、フラッシュ&近接撮影の危険性を考慮してであり・・・・
・・・早い話が「うさ好き同志、著作権云々硬いことは勘弁してね。ゴメンチャイ」と、お願い申します ぺこ <(_ _)>
※管理人注 : かなり昔の話ゆえ、TAMA家の愛兎であった“ うー ”号の画像が現存しない為、google画像検索で、似た写真を拝借しました。
すべては、デジカメ&写メが普及してなかった当時に“ うさぎ ”なる脆弱な小動物への、フラッシュ&近接撮影の危険性を考慮してであり・・・・
・・・早い話が「うさ好き同志、著作権云々硬いことは勘弁してね。ゴメンチャイ」と、お願い申します ぺこ <(_ _)>
※管理人注2:この記事は2010年1月にアップしたものの再録です
お詫び : 今回うー太郎さん出番少ないです
震災の朝が白々と明けて来ました
恐る恐る、表に出て見ました
w( ̄△ ̄; )wおおっ! |
哀れKRさんが家の前で横倒しになって転がってます |
よっこらせ! カバーが掛かったままのバイクを起こすのは骨が折れました
カバーを剥ぐって見ましたが、傷が入っただけで折れたり割れたりした部品はありません ε=Σ( ̄ )ホッ
シンと静まり返った街ですが、それが余計不気味です |
電柱が変な角度に歪んだり、その上のトランスが変な角度に傾いています
前の道路に出て家を離れて見ましたが、瓦が落ちそうな気配もありませんし、外壁に細いひびが入ってますが、この地震で入ったのか?元からあったのか?
家の裏に回って見ると大きなコンクリート塊が・・・
見上げて見ると二階のベランダの角がなくなっています
裏に置いてあったマウンテンバイクを起こそうとしたらスタンドがあさっての方向に歪んで出来ませんでした
今度は家に入って、調べました。 柱と壁が離れていないかを重点的に調べましたが、特に無し・・・
ただ、風呂場に横にひびが入って、ぐるっと1周して“ 輪切り状態 ”になっています
洗濯機は元にあったところから2メーターは移動していました
電気ダメ、ガスダメ・・・水道は幸いに水源地が家の前だったんでチョロチョロだけど出ます |
TAMAはとりあえず、食料の調達に出かけました
と、言ってもその頃一番近いコンビニがローソンで、自転車で10分ほどの距離にあります
途中、件のローソンまであと少し、ってところで大通りがあって、交差点の信号は点灯して無くって、車の通行はグチャグチャ
とても横断歩道は渡れそうにありません
とても横断歩道は渡れそうにありません
仕方なく、歩道橋の袂に自転車を置いて階段を渡りましたが、いつ余震が来るか・・・渡り切るまで生きた気がしませんでしたね
コンビニも当然停電で、店員さんが電卓で必死にがんばってます
当然と言えば当然ですが、おにぎり、弁当、パンは全滅・・・かろうじてスナック菓子をゲット
当然と言えば当然ですが、おにぎり、弁当、パンは全滅・・・かろうじてスナック菓子をゲット
「誰か水を譲ってぇ!」おばさんが叫んでますが答える人がいるわけも無く
ドリンク類はともかく、氷まで売り切れてます( 溶かせば水になりますからね )
「修羅場やな・・・」デコボコになった道をマウンテンバイクで帰りながら呟きました
ラジオではもう、本震ほど大きな揺れは無いって言ってるし、とりあえず、あの揺れで柱にダメージが無かったことから考えて、居場所を居間に変えて、うー太郎さんも、いつもの大きなケージに移しました
「カセットコンロ、買っとけば良かったな」冷たい水でスナック菓子を齧りながら思ってました
その頃までTAMAん家は長いホースを使って都市ガスで鍋物とかやってたのです
カセットコンロがあれば、温かいインスタントラーメンでも食べれるものを・・・(((=_=)))ブルブル |
夕方になって、突然電気がつきました。 ヤレヤレ、この余震の中ロウソクで過ごさなくてもいいし、コタツが使えます。 何よりテレビが見れます
ところが、夜になって、チャイムが鳴りました
大阪ガスのヘルメットを被った人がやってきて、この周辺一帯にガス漏れの恐れがあるんで、近くの小学校の体育館に避難して欲しいとのこと
さて、困りました。 |
1時間に何回も余震があるこの状況で、うー太郎さんだけを家に残して避難して大丈夫だろうか・・・
「うさぎは、寂しくすると死んじゃう・・・」このうー太郎さんを見る限り信じがたいのですが
かといって、家に放っておいて避難できません |
再び小さなケージに移して、周りから何か分からないようにタオルケットを被せて体育館に行きました
時どき、タオルケットの隙間から覗くとやはり不安そうな顔をしています
深夜になって、ポツポツと空いた場所が出来てきました
なんせ、宝塚は震度7だったのにほかの地域よりも被害が少なかったようで、家が無事だった人から避難所のストレスに耐え切れず帰っていったようです
何度目でしょうか、タオルケットをめくってケージの隙間から指を入れてうー太郎さんの頭を撫でていると、後ろから「あー、ウサちゃんやぁ」小さな女の子の声が響きました
「(*・・)ヾ⌒☆しまった・・・・・ バレタ!」 |
避難所には泣く泣く家に犬やネコを置いてきている人も多いはずです
見る見る集まる子供達・・・
コレハヤバイ・・・ 「(´へ`;ウーム
やむなく、TAMAはオババと共にうー太郎さんのケージを抱えて家に帰ることにしました
余震でいつ天井板が落ちてくるか分からない状況では、石油ストーブをつけるわけにはいきません
ケージから出したうー太郎さんをコタツに入れて、胸元で撫でながら
「これからどうなるんやろうなぁ・・・なぁ、うー」
すでに、異変は起きていました |
うー太郎さんをケージに戻して暗い二階に上がろうとすると、激しい動悸が止まらず吐き気までするのです
震災によるPTSDでした |
この心の傷は、ジワジワとTAMAを蝕んで行くのをまだ知る由もありませんでした
今回は、うー太郎さんのエピソードが無かったですね
次回は、またうー太郎さんを主人公に・・・ |
-~)ノ~~ ジャネマタネッ |
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