さて、皆さんはどうやってフレームサイズを選んでますか?


自転車店で言われた通りに選んでいますか?

身長で選んでますか?(←大抵はココ)


私は、そのどちらでも有りません。



新車のS5。 





旧コルナゴ・コンセプト号。


ブレーキサイズがめちゃくちゃ違います。


コンセプト号は、【50S】

S5号は、【58】


コンセプト号・仮想トップでは、540mm ヘッド長は145mm。シートチューブ長500 mm 71.62度 リーチ593mm


対するS5号・仮想トップ581mm 。ヘッド長は、157mm。シートチューブ長517mm 73度 リーチ621mm


トップは40mm、リーチは30mm程度違います。



因みに身長は178cmです。

これだけサイズを変えられるのは、明らかに身長では選んでいない証拠です。


因みにTTバイクは、Sサイズです。


乗っているバイクサイズが、もう、身長って何?ってくらいに、まるで違います。


ただ、サイズこそ違えど、全て同じ乗り方で乗るようになってます。


私の場合、フレームサイズは、乗り方が基準です。身長とか、そんなもんは、どーでも良くて、乗り方ですね。


この、乗り方は、TTバイクが基準点で、プロ選手もそこが基準です。

もう、TTバイクに乗らないと、ロードのサイズ感は出ません。そこまで言えますね。





全ての出発点は、この乗り方です。


ロードもこの乗り方になりたいんですよ〜。

そこからの逆算で、ロードのサイズが決まります。


基本的には、TTバイクだと、UCIデェフォルトセッティングが基準点。間違ってもトライアスロンセットアップでは無い。


どうやってロードのドロップハンドルで、TTのDHバーを表現するか?なんですよ。

だから、ハンドル幅も狭くしたいし、レバーも傾けたいんです。


で、それまでのコンセプト号は、ステムをバカ見たいに伸ばして再現してました。これはプロ選手も同様で、海外だと、140mmや150mmは当たり前な世界になってますね。


元々は、100mmから始めたステム長を140mmまで伸ばして、なんとかって感じでした。


TTと同じDHバーの高さにしたいから、ライズも+17度って、MTBっぽい角度で上向にしてました。

これも、ポガチャルの乗る、Y1RSなんかは、ハンドルがカモメのようなカタチで、上に上げているハンドルも、その為です。ハンドルで上げるか?ステムライズで上げるか?の違いです。


昔はね、地面と水平とか言ってハンドル下げてたんですが、アレ、やった所で低くなりません。 ハンドル下げてもダメなんですよ。




頭が背中より下になるのに、ハンドルの高さは高くても良いんです。そこじゃ無いんだよね。

だって、ブロック重ねてても、下がるから。




低くなるのに、ハンドルの高さは高くても良い。


コンセプト号は、ステムでこのポジションにしてましたが、S5はフレームでこのポジションに持って行ってます。


フレームサイズこそ、とてつもなく違えど、最終的な位置関係は、ほぼ同じになってます。



割とオーソドックスなステム長の110mm。 ステムは伸ばしてません。そのかわりに、トップを伸ばしています。




サイズが巨大になり、ヘッドチューブ長も伸びます。ハンドルも上がるデザインなので、これで、コンセプト号のステムライズ+17度を再現してます。


サイズが巨大になった割に、シートポストが出るフレームデザインだったから、S5にしてます。(サーベロが好きとか、そう言う訳では無く、ジオメトリーしか見てないです。)


サイズ58以外では欲しくも無く、このサイズありきで、このバイクになってます。


ステム側でセットアップしても良いんですが、フレーム側でそれが可能なら、そっちを選んだ方が良く。ガンナはそれですね。



ヘッドチューブ長に注目。 Sサイズなんだよね。コレ。




ロード側だと、このヘッドチューブの長さになりますね。異様に長い。 めちゃくちゃ巨大サイズだってのがわかります。


これほど長くても、この画像見てもわかる通り、低くエアロなポジションになってます。

(ポガチャルもY1RSの中では、Mサイズで、結構大きなサイズなんだよね。)


実は、もうプロ選手側では、私のように身長でフレームサイズを選ぶ事はしてなくて、どう乗りたいのか?で選んでます。


このポジションになりたいから、このサイズ感が無いとダメって感じですね。


TT側を基準に選ぶと、ハンドル先端までは伸ばしたいってなります。そこでステムで伸ばすのか?フレームで伸ばすのか?その両方か?になりますね。


ちょっと前までのジオメトリーだと、どうしてもステムでしか伸ばせなかったんですよ。特にエアロなフレームだと。


何故か?はホリゾンタルに近いデザインになったからです。

ホリゾンタルに近いと、フレームサイズを巨大には出来ないんですよ。シートポストが出せないから。ジャイアントのプロペルなんかはどうしようもないですね…。


逆に、スローピングがキツい方が出せますから、巨大サイズも選べる。S5ってその辺は凄く理に叶ってますね。


巨大サイズの58でも、シートポストは充分すぎるほどに出せます。




そして、ハンドルも上がるデザインなので、ライズの効いたステム同様になります。


フレーム側で伸ばすと、ステムで伸ばすより剛性が出ます。ここが最大利点ですね。


また、重心がセンターに寄るので、そこも良い所です。(ここが重要かな。)




Next のアバター号も、同じ思想で組まれてます。

バイクサイズ的には、ワンサイズ上でかつ、ステム長も140mmで、スペーサー全開で上げてます。

(サドルがな…フィジークなんか使うから、いまいちなんだよw)


細部のツメがイマイチだけど…。(私ならもっと上手くヤルよw)


オバター自身は、170cm前後で、高身長でも無いのですが、ステムは140mmと伸ばしてます。


正直言って、今は、80とか90mmのステムってロードで使うの?って感じです。TTバイクならですが、ロードだと、使い所がないって感じ。どんなに低身長な女性でも、使わないです。

逆に140や150mmが欲しいけど、そっちが無くて困るって感じです。


今の最新な乗り方的に短いステムや短いトップのフレームでは乗れないってなってます。


日本では、サイズ展開のないS5の58サイズをわざわざ探しに行ったのも、日本展開最大の56サイズだと乗れないから。必然的に58サイズしかなかったんです。(56サイズじゃ要らないですね。)


別にエアロで無ければ良いんですが、エアロを求めるのなら、巨大サイズは必須になりますね。ワンサイズもしくはツーサイズ上でも良い感じです。(S5号は、コンセプト号から見たら3〜4サイズくらい上ですが…。)


普通なら、3〜4サイズも違うと、もう組めないんですが、完成ポジションから計算して行くと、出来ます。