フロントシングル化は、ちゃんとした理由があってやってます。
シングル化した事で楕円も辞めました。これも理由があってやってます。
シングル化した最大の理由と言うか唯一の理由は、チェーンテンションの低さです。もうコレ以外に無いです。
チェーンの長さって、フロントダブルの場合、インナー・トップの長さで決まります。この時の長さが最小な長さになり、長くしようとしても物理的に不可能になります。張れる限界点です。
ただ、これだと、アウターでは長さが短いんですよ。かと言ってアウターで決めるとインナーにしたら、長すぎて張り切らない。
フロントダブルの場合、リヤディレイラー のテンションが最も低いのは、インナー・トップで、アウターだと、どうしてもテンションは高くなってしまう。
アウターの場合、リヤディレイラー で、かなり引っ張っているんですよ。結構なチカラで、バカに出来ないくらいな抵抗になってます。
これを回避するなら、アウターだけにして、チェーンの長さを、アウター・トップで決めてしまえば、ローテンションになります。
これで、かなり抵抗を減らせます。
兎に角、チェーンは張れば張るほどに抵抗は増えるので、なるべく張らない方が良い。そしてフロントダブルだと、良く使うアウター側では常に抵抗が増えた状態になってしまい、シングル化した方が有利です。
楕円から真円にしたのも、そこです。楕円の場合、どうしてもチェーンを張ってしまうからね。
せっかくローテンションで組んでも、チェーンの上下動で、かなり暴れてチェーン落ちしてしまう危険性もあり、そこの懸念もあって、真円にしました。
(ロー側だと、かなりタルタルですから…。)
この辺は、わざわざオーシンメトリックシングルチェーンリングを作ったから良くわかった。伊達にわざわざ作った訳では無い。
54×13 80ケイデンスで、42km/h。
54×14 80ケイデンスで、39km/h…ちょい足りない…。
本来なら56×14 80ケイデンス、40km/hが狙い目なんだけどねぇ…。作るかなぁ…56T。