最強のチェーンオイル(ワックス)。
Silca secret chain blend
これ、ホントに最強でした。
私のロードバイク歴は無駄に長いですから、色々試して来てはいたが、コレ、過去一最高!
施工にはヒトクセもフタクセもあるのだが、めちゃ良い。おそらくこれ以上はないと思う。
装着。 価格的にも、良いチェーンでもないのにしてみた。
良いチェーンでやった所でなんですよ。激安なチェーンほど、そのオイル(ワックス)の真価は問われる。
先ず、このChain Blendには、注意点があります。
それは、DLCと虹色に輝くチェーンには使えないって事です。 正確には使えないのではなく、ワックスが乗りにくいって事です。
Slice社自身も、オススメはしないと言ってます。
なるべくメッキかそのままの素材、いわゆる銀色チェーンで使えって言ってます。
思うに、意外と105チェーンが良いと思います。シルティックされてない方が良いのでは?と思う。
そう言った意味でも安物チェーンは良いかな?と思う。
私の場合、1000km程度でバンバン交換するので、安物でもOKスタンスです。(交換したらそのままZwift専用機に回してます。)
この、Chain Belndの耐久性は、約1000マイルは保つとの事なので、私の交換サイクルからしたら、一回も給油せずに終わるって事です。
注意点その2
施工後、30分はダメ。
これは、ワックスが蝋燭のように固まるので、始めは、めちゃ動きが渋いんです。
これ、30分ほど走ると、馴染みます。その後はそれまでの硬さが嘘のように回る。
なので、施工即レースとかはダメですね。
必ず、軽く試走してから、本番って事です。
ただし、極長距離のグラベルとかなら、その30分を無駄にするのより、保ちの良さを取った方が良い。
この辺りもSilca社で言われてます。
注意点その3。
ドライブ周りは全て清掃する事。又、チェーンはなるべく新品から施工する事。
カセットやチェーンリング、リヤディレイラー プーリーといったドライブ周りは、清潔に清掃する事。
ここさえ汚れてなければ、その後はクリーンに保てる。
オイルと違い、ドライなので汚れを連れて来ない。その為、拭き掃除のみでOK。
その際の拭き掃除は、ペーパータオルは使わず、マイクロファイバーを使用する事。
(Silca社のYouTubeでは、Amazon辺りで安いマイクロファイバー買えって言っているw)
たまに補修すると良いらしい。
Super Secret 。これを使う。
ウェットタイプだが、12時間で完全乾燥してドライになる。
Secret Chain Blendと同じ成分で、補填用だが、単独でも使える。
ただし、12時間以上の乾燥時間が必要。
とりあえずテストライド。
良いですね。良すぎて笑いしかない。
シフトチェンジが、気持ち悪いくらいわからない…。変速しているのだが、余りにもスムーズすぎて、変速したのか?どうか?がよくわからない時が多々ある。
ここまで変わるか?って感じで、変速ショックがなすぎて、慣れるまで多段シフトしてしまったくらい。
兎に角、回りが軽い。スーパースペシャルなオイルをブレンドして使っていたのだが、やっぱり浸透性が違うので、断然こちらに武があるんだよね。
上層にいくらオイルを塗った所で、何の意味もないのはわかってはいた。その為、ヒートガンで熱を加えて浸透はさせていたが、留まる事に対して、どうしても流動性から無理はあった。
その問題を全て解決するのが、このチェーンワックスだと思う。
海外で高評価は伊達でなかった。
ライド後も、汚れ無く、綺麗なまま。
ここも、高評価です。汚れを連れて来ないので、一切黒くならない。チェーン清掃とか、過去の話になります。
後は、ロングテストの耐久性だけです。
ここさえクリアしたら、ブルベ等、長距離ランナーは、絶対これにすべきと言えます。
とは言え、初期段階でこれだけ良いです。初期投資は高いし、敷居も高いが、それだけの価値はある逸品です。