空力だけで速く走ろうとしている男。

次戦・鯉のぼり杯を来週末に控えて、普通ならトレーニングの追い込みなんだろうが、もちろん、私は通常運転。


1週間前に、TTバイクの大幅変更をする奴は、まぁ居ない。


しかも、作り倒すって奴は私くらいだろう。


2024仕様も、大型アップデートして、もはやブロック2.0と呼べる。




DHバーをフル新造。 


先ず、DHバー先端が下に曲がっているのが、許せなかった。ここが始まり。


ブロック2.0では、フルフラット化した。


何故曲げるか? は、UCI規定上仕方ないんですよ。


肘置きセンターから地面と平行な線から、DHバー先端部が10cm(身長で12、14cmとなる。)だからです。

通常、Di2等のスイッチを収める、上向きな持ち手と言うが筒なので、高さが出てしまいます。


これをフラットにしてしまい、DHバーを傾けると、スイッチがつけられないくらいに短くするしか無いんですよ。


極限まで傾けて、回避するには、ガンナのように肘置きを前に出してしまうと良いんです。そう腕置きにしてしまえばよい。


まぁ、私の場合、そこまでしない変わりに、自分で作成する方を取った。




持ち手は、極限まで高さを出さずに90度の角度で、立ち上げる。 これ以上低いと持てないくらいに。


これで、10cmをクリアして、27度傾けにした。


もちろんバーはフルフラット。


持ち手は、立ち上げ部含め、全てボルト留め。 作り直す事も視野に入れている。もちろん部分的に作り直しも可能にしてある。


Di2スイッチは、R9160デュラのシングルスイッチをそのまま無加工で付くようにしてある。




バーの幅は、50mm。 UCI規定値ギリギリ。


サイコンマウントは暫定。 相変わらず暫定なサイコンマウント。


アームカップは既存。これも暫定。作り直す前提。


Di2配線も暫定。 ただバー自体の配線はやりやすいようにしてある。


剛性面も、もちろん高くしてある。そこは抜かりない。なんなら前のより高いくらい。ガッチリ作った。



ベースバーから上は、かなり新造した。


大幅に変えすぎてますね。レース1週間前なのに。


まぁ通常運転です。


無いモノは作る。ですね。