正直、スキンスーツだけで10着ほど持っている。色々なメーカーを着てますね。これほど色々スキンスーツを着ているのは珍しいと思います。


空力特化している私にとって、ジャージといえばスキンスーツなんです。


色々着た中で、最も良かったのが、お亡くなりになった【Nopinz】です。


ダントツで良いですね。不思議なスーツでした。ホント日本に代理店が有ればって思う。メーカー直接取引ですよ、私。 そうまでして欲しいですね。ここのは。


今回は、即欲しかったので、【Velotec】にしてみました。




黒のエアロソックスも買ってみたw


本命のNopinz ハイパーソニック待ちの繋ぎですね。


サイズは【S】です。ホント胴が短いので、身長の割になんですよね…。




ポケットはフルで無し。背中までしっかりエアロの凸凹が有るのが良い。


着づらさは無かったですww 

Nopinz の着づらさはハンパ無かったんですが、着たら全く違和感無く、キツさも無い。そこまでのピッタリ感は無いですね。


止まっていると暑いが、走ると暑さを感じないってのがNopinz でしたが、Velotecはそこまででも無い。


TT用スキンスーツとしては、割と普通かなと思う。






ちょっと乗って見たが、普通。


基本的グローブは付けないってのが正式?かな。あんまりグローブにはチカラを入れてないんだよね、この辺の空力特化したメーカーって。



一言にスキンスーツと言っても、気の利いた空力特化メーカーだと、用途別で出てたりする。


TT・トラック用。ロード用。グラベル・シクロ用。トライアスロン用。

と4種くらいに別々にある。


TT・トラック用。

競技時間が1h程度想定の造り。暑い寒いは1時間くらい耐えろ!って考え。

補給の概念も希薄なので、ポケットも無いことが通常。

ゼッケン用の透明ポケット付きもあるが、常用で乗るなら、付けない方が良い。夏場は全く風が抜けないので蒸れる。

生地は薄いが、風抜けが悪いので、真夏は暑い。その割に、薄いので真冬は寒い。

長袖が基本。

空力特化させる為、生地にUVプロテクトが無い場合も多い。

パットはロード寄り、薄め。


ロード用。

TTより涼しめにするのが基本。下手するとロードセパレートジャージ生地と同じ。

ポケットは付く。

今年より、透明ポケットにゼッケン入れるのが禁止の為、付けないのが良い。どの道蒸れるので、要らない。

半袖が基本。

UVプロテクトは付く。

パットはロード。


グラベル・シクロ用。

冬場競技なので、生地厚め。

競技的に、補給は必要性が希薄だが、ポケットは付く方が多い。

透明ゼッケンポケットは、ほぼない。

長袖が基本。

UVプロテクトは付く。

パットは、ロードより厚め。


トライアスロン用。

ランパートも含めると、競技時間が長く、空力より風抜けを重視している。メッシュ部も多い。

生地は薄く、速乾性を求められる。

ポケットは無いのが基本。バイクパートではバイク側に補給を積むので、必要性が低い。

透明ゼッケンポケットは無いのが基本。

半袖が基本。

UVプロテクトは付く。

パットは極小薄又は無し。ランもそのままだからね。


実は、スキンスーツって色々あって、この4種別々に出しているって所が空力特化したメーカーって事になります。1〜2種だけしかないメーカーは今一つですね。


暑いのイヤって言ったらロード用とか、サドルが合わないと思えば、シクロ用見たいな選び方も可能です。


常用するなら透明ゼッケンポケットは付けない方が良かったり。スキンスーツもセッティング次第で、かなり違うんです。


1体ワンピースなら、なんでも良いって訳でも無いんだよね。そんな所気にして買うのは、ほぼ居ないとは思うが、実は奥が深い。




今回は、新しいHJC ADWATT との相性で買ってみた。 40km/h辺りでのヘルメット後端の流れを意識して、背中のエアロ生地が良さそうと言う理由です。


何にも考えてないようで、結構考えていたりする。