別にしろさとはトライアスロンバイクOKなので、こんな事する事はないのだが。


私は、あくまでもロードバイ側の住人。走るのが嫌いだから、ロードに乗ってるんですよ。

故に、TTバイクにこだわる。


世の中の多くの方は、TTバイクを知らない。


よく見たり、記事で見るのは、全てトライアスロンバイクだと思って良い。TTバイクって、物凄く少ない。


結構有名なショップですら、TTバイクの定義を知らないんですよ。ホント信用無い。


TTバイクとは?ですね。


UCI規定内に収まっている、エクステンションバー付きのバイク


です。


このUCI規定が癖モノ。

私の過去記事を見てもらうとわかると思いますが、高身長だと、やりようがないくらい、厳しい。


ガンナのアワーレコードの凄い所は、このUCI規定内のバイクで出したって事。これが、トライアスロンバイクセッティングってだけでも、もっとタイム出せるんです。


そのくらいTTバイクって、ポジションが辛い。


サドルの角度は水平だし。

因みにコレ、ロードもなんですよ。だから大抵の初心者はアウトね!


BBセンターより後にサドル先端が来るのも、案外キツい。-50mmが基準ってさ…。まぁ、DHバーを伸ばすのさえ諦めれば、-0.1mmまでは行けるけどww


DHバーは、BBセンターから最大で800mm。ただしサドル先端がBBセンターより-50mmより後退している時のみ。通常は750mmまで。


市販品のDHバーをそのまま付けると長いんです。


高さ規定が追加されて、肘置き基準で上下100mmまで。スキーベントで曲がりすぎているのはダメです。


肘置きの傾けも±15度まで。


昔のスキーベントはかなりアウトだったりします。


特にサドル水平は、かなりの方が乗れないじゃないかな?

もちろん、フラットに近いサドルを選ぶしか無く、変なカタチのサドルや後端が上がるサドルは使いにくい。


この理不尽さを克服する事から、TTは始まる。


私は、手足が長く外国人体型なのでわかる。プロツアー選手が、よくコレで乗れてるなと…。


私の場合、ロードをTTバイク寄りにしてます。サドルもわざわざ座面フラットなサドルにしてますしね。もちろん、水平にしてます。


しかし、サドル水平って悪いか?と言われると、そうでもない。水平で乗れるって、凄く良い事です。乗れない方がダメなくらい。


骨盤が立たないと乗れませんからね。強い方やプロはこんなTTバイクに乗れるので、乗れない方がダメなんですよ!