良く、105からデュラにしたら、変速が良くなったとか聞きますが…。


ホントに?です。


そこまでシマノはゲスな会社か?


ちゃんと私は、言おう。変わらないんですよ。変わる訳が無い。


シマノはそんなにゲスな会社では無いですよ!


素人とわかる程、変速に変化があるとしたら、それはカセットやチェーンリングの変速に関わる部分の加工です。


デュラはその加工がしてあり、アルテはそれより劣らせる。105はさらにしてない。見たいな事をしているはずです。


要するに、変速について良いと思われる加工をワザと105はしていない、もしくは劣らせているって事になります。


それ、ゲスですよね。


やったら良いとされるのをやらないとかってさ…。そう言うレベルの会社?か?と、私もはじめは皆が言うので思ってましたよ。


でもね、そんな事は無いんですよ。


私の場合、自分で検証しないと気が済まないんですよねww 特に自転車業界の話しは信頼してないので、どう違うか?は買ってみて検証はしました。


結果は、違わない。 です。


どうすれば、変速性能に違いが出るのか?説明して欲しいくらい。誰か違うって言うなら説明してくれ!


カセットもチェーンリングも、加工差はありません。


デュラは削り出し、105はプレスって差くらい。

まぁプレスの方が精度は良かったりするので、削り出しているからどうって訳でも無い。


確かにデュラは変速性能に関係無いフィニッシュの部分は、手間が掛かってますね。でも、根本性能は変わらないんです。


変速部の切り方やピン配置等、そこは同じです。


要するにそんな重要な所で差をつけるなんて事はしてない。って事です。


変速性能が変わるとか、そう言う奴は、シマノに対して侮辱しているのと変わらないんだよ。


正直、加工差を比べたら無いんだよね。もう、変速性能が変わるとか妄想レベルです。


まぁ当たり前です。105はど素人もより多く使うので、下手な加工やそこを手抜きしたら、変速しません。プロなら上手くシフトするところも、ど素人はどんな使い方されるか?わからないんですよ。なので、その手の所は、105だからむしろ1番気を使う所だと言うところなんです。故に差を付けるなんて事はしません。


同世代ならば、むしろ1番最後に出た105の方が良いくらいだと言えます。


確かにフィニッシュや素材は良いかもしれないんですが、素材は硬いとそれだけ加工は大変です。むしろ柔らかい方が細かく加工も出来るし、プレスの方が精度は高かったりしますから、硬きゃ良いってものでも無い。


また、BBもですね。

コレ、デュラだから良いって訳でも無いんです。

実際に私のコルナゴ号は、105グレードですww


私のは、プレスフィットBBなのですが、その他を使いたく無いってくらい、コレが良いんですよ。ぶっちゃけセラミックベアリング?そんなもん付けたく無いって言うくらい105は良い!


まず、デュラと105グレードの差は、アウターケースの差です。ベアリングは同じです。


要するに回転性能は変わらないんです。


だからデュラにしたからって回転が良くなったと思う方は、妄想が過ぎるって事ですね。


ここでも、シマノは優良です。基本的性能に変化を付けないんですよ!


では、何が違うか?ですね。


それはベアリングを囲むプラ部です。

コレがカーボン配合なのか、プラなのか?なんです。


そして、ココ。実は柔らかい方が良いんですよ。


硬いものと柔らかいものの組み合わせなら、確実に柔らかいものの方が減るんです。


そう、この場合、フレーム側とベアリング側、ケーシングが痩せて減るのはどちらが良いか?なんです。


そりゃ、ベアリング側が痩せて行くなら交換すれば良いので、そっちの方が良いに決まってます。


で、柔らかい105グレードの方が良いってなりますね。


セラミックベアリングとかは入れなくないのもその理由です。 あの手のはアルミなんですよケーシングが…わざわざシマノが柔らかい素材で作るって意味はあるんですよ。アルミケーシングだと、フレーム側を攻撃するので、極力辞めた方が良いんです。 結果、フレーム側が痩せて異音が出るってのを何度も見たので、良くはないですね。


どこかで逃すってのも考え無ければいけないんです。なるべくダメージの少ない方向が良く、それを考えたら、デュラと回転性能が同じ、105のBBかな?ってなるんです。


案外、シマノは考えてますよ。 安易にデュラだから良いって訳でも無いんです。


チェーンについてもですね。

105は中空じゃないピンを使ってます。

アルテは中空。

デュラは中空+シルテック加工。


この差です。


チェーンのプレートは全て同じです。


ここで、プレートの素材差も加工差もないので、そもそもの変速に関して言えば、変化するはずはないんです。


また、シルテック加工ですね。

コレ、正直どうなのか?と思います…。


カセット歯の部分も105とアルテを比べると、コーティングしてあるか?どうか?なんですが、まぁ、コレ剥がれますね。そこそこ走ると剥がれているのがわかります。


それより劣るコーティングなんて、即剥がれますね…。


その加工しているからオイルレスならわかるんですが…。


シルテックより、チェーンオイルの方が効く。


ピンか中実ってのも、実は良かったりします。当然中身が詰まっている方が硬いんです。


この辺は、コストもですが、初心者向けなんだろうな、僅かだがピン剛性は欲しいと思う。自転車のチェーンって横に動くからね…。




105だからって悲観することは無く、むしろわざわざ使うって事すらあるって事です。