FTPって、ぶっちゃけどーでも良いんですよ。


それよりも重要なのは、ケイデンスです。


ガンナがアワーレコードを達成した時、Liveで見てましたが、やっぱり興奮しました。


この、アワーレコード。実は、パワーは関係なく、ケイデンスなんです。


1時間なので、FTPに似てますが、それは指標になりません。


ケイデンスを使えは、簡単に計算出来、それを指標にすると、アワーレコードが達成出来るか?どうか?がわかります。


1時間、何キロ走ったか?なので、平均時速を計算すれば良く、それを超えているか?どうか?なんですよ。


で、自転車の速度は、


(ケイデンス×ギヤ比×後輪の外周)÷時間


で得られます。


パワーは関係ありません。そもそもパワーで速度計算はできないので、無意味ですけどね。


そして、アワーレコードはほぼ計算出来、そのトレーニングも計算の答え指標にすると、良いんです。




アワーレコードを考える上で指標は、ケイデンスです。FTPではないんですよ。


似てますけどね1時間って所が…。


では、アワーレコードを計算してみましょう。


トラックマシンなので、ギヤ比が固定されてますから、非常に計算しやすいです。しかも直結だからね。空転しないし。


多分、ガンナは、フロント62か64T。 リヤは14Tだと思われる。


それぞれアワーレコードを出すのに必要なケイデンスは。(これより先タイヤ外周は2.1mで計算)


64Tなら、98.6ケイデンス。

62Tなら、101.8ケイデンス。


これは1時間平均です。


1時間総合ケイデンスは、


64Tなら、5,916ケイデンス。

62Tなら、6,108ケイデンス。


です。


で、です。

もしアワーレコードに挑むのなら、この総合ケイデンスを1ケイデンス上回れば良いんです。それも1時間の内のどこかでです。


因みに1ケイデンスの差は?と言うと。


62Tで9.3m

64Tで9.6m


です。


1時間でたったのクランク1回転の差が実はものすごい差なんですよ。


FTP1Wの差ってさ、よくわからないんですが、ケイデンス1の差は、確実に差として現れます。


総合ケイデンスで1だけ上回りさえすれば良く、そのケイデンスを回せるか?どうか?なだけです。


もちろん、慣性が効くので、多少ケイデンスは下がると思いますし、狙ってギリギリ内側を回れば距離は稼げるので、それだけでも若干はケイデンスは下げれますが、それでもトレーニングの指標にはなります。


逆に、FTPってさ、スピードにはなんにも関係しないので、どうなの?って思うんだよね。


それよりは、総合ケイデンスを表示して欲しいくらいです。


これは、正確にカウントして欲しいんです。何回転したかをです。そしてその総合ケイデンスもですね。そんなサイコンが有ればなんですけど、ありませんww


例えば4倍でも、8m、2倍でも4mも違うんですよ。


ゴール前の4mって車体2台分ですからね。


負荷さえ決まれば、後はケイデンスだけです。

この考えはヒルクライムにも当てはまります。


ローラー台を斜度負荷に合わせて、このギヤ比で指定ケイデンスを目標タイムまで回しきれるか?どうかで、目標タイムに届くかどうかが、わかります。 わざわざ試走しなくてわかるります。


そのあたり、計算出来るので、ヒルクライムがレースではなく、私が嫌いって理由なんですかね。