オリンピック男子、ロード。バイク解説。
ピナレロは、Dogma Fをチャンピオンバイクとして展示するらしい…。
はい…。騙されてはいけない。
そう、これじゃないんですよ!
そう、こっち。
リムブレーキ!なんですよ! だから違う。
今回ピナレロ有力勢は、皆リムブレーキでした。
そして、Lightweight も多かった。
今回のオリンピックに関して言えば、リムブレーキとLightweight がトレンドだった。
ポガチャルですら、リムブレーキだしね。
これはプロでも言われている事だが、リムブレーキでホントは充分だって事。 別にディスクブレーキは無くても良いって事です。
因みにここでディスクブレーキ使っているのは、使用するメーカーのバイクでトップエンドバイクでリムブレーキのラインナップが無い為。使いたくても使え無かった。
奇しくもコルナゴとピナレロには車体がまだあったから、概ねそちらを選んだ。
因みに、旧モデルの使い回しを投入したのでは無く、ピナレロはオリンピック国別国旗プリントバージョンの新車。
コルナゴもコルナゴ新ロゴのオリンピック仕様の新車V3R。
やっぱり軽さを選んだと思われる。
UCI規定の重量制限が緩和されたら?もしかしたら、リムブレーキ復権もあり得るかもしれない。
ブレーキ性能に関して言えば、後半の重要な攻め所でも、リム・ディスクだから差が出たとは言えなかった。 むしろディスクブレーキの方が鳴きが酷く、ディスクローターの歪みもあったと思う。ディスクブレーキに関して言えば、もう少し進化してからでも良いと思う。
違和感を覚えたのは、後のTREK。
リヤメカのゲージに注目。
前のメカは9150デュラだってわかる。
でも、後ろのTREKはロングゲージ、しかもビッグプーリーでも無い。(デュラのロングゲージは無い、カタチからR8150でも無い)
どうも、新型じゃね?と。(一緒に見てた自転車屋さん情報)
よく見ると、若干レバーのカタチも違ってようにも見える。
普通のデュラなら、違和感なかった。でもこれだけ現地で気が付いたので、普通のデュラではなかった。
ビッグプーリーはかなり見れた。割と普通に装着してた。
変わったホイールは、さほど無く…。
このZippっぽいプリンストンカーボンワークスのホイールくらいかな?(TTは結構使ってたな。)
カセットは28Tか32T。 フロントは53か52Tアウター。インナーは36Tがメインだった。(カセットは、一緒に行ってた自転車屋さんがディスクローターから割り出してくれた。)
もちろんSRAMはラインナップにない、プロ仕様のクランクギヤ板。34Tでは無い。
キツい明神があっても34Tは入れ無いのが普通です。
アウターに関して言えば、53か52は必須で、SRAMも無くしてみたが、要望が多すぎてプロバージョンを作らざるえなかった。
カセットはトップ10Tより、11Tで充分との声は多い。それより間を増やしたい方が多数派。
リムブレーキ派は、やはりチューブラーが多かった。
未だにチューブラーの方が良いって声は多い。わざわざチューブラーリムに組み替えて使うほどに…。私もそのうちの1人なのだが。何故クリンチャーやチューブレスが良いのか?わからない。どの辺りが良いのか?教えて欲しいくらいだ!
今回、何故チューブラーなのか?ですが、それはLightweight 率が高かったと言う事に付随します。
わざわざ軽いホイールにしたのに、チューブレスやクリンチャーのリムが重いホイール履いてどうするの?って事です。それならば普段履いているホイールで充分だしね。チューブラーはタイヤを含めて圧倒的に軽く出来ます。また、チューブレスは中にシーラントを入れるので、バランスが悪くなるのを嫌い使いたく無いって声もあり、それならばチューブラーって感じです。
そもそもシーラント入れるってのが、私はダメだと思う。だって車でタイヤ替えたらエアー漏れてるってなったら、どうですか?漏れなくするのに、シーラント入れると言われたら? 普通怒るよねww
漏れる時点でダメなんだよ。騙されてはいけない。まだまだ買い時では無い。シーラント入れなくても良いとなり、偏平タイヤが出てきたら買います。それまでは要らないですね。
機材面からみたら、どーしてもディスクブレーキじゃ無ければダメって訳でもなく、チューブレスが良いって訳でも無く…。逆にディスクブレーキだと、プアな面が出たり、重量面や取り回しなどで最新機は不利だったりしてた。
路面が綺麗な為高速ダウンヒルが出来、登りもそこそこキツかったので、タイヤを含め旧世代の方が有力だったと言える。