過去アーカイブにも書いてますが、今回はシルバー戦士へってところをフューチャーしましょう。
はじめの壁と言うか、狙っている方も多いシルバーですね!
色々な指標とか言われてますが、私はちょい違う視点からw
タイムとは?何か?と言う根本的なところを皆さん忘れていると思うんですよ。
タイムを決めるのは、ギヤ比とケイデンスです。
パワーとか体重なんて副作用みたいなモノです!デブwでも75分切れるギヤ比とケイデンスさえ出せば良いのです!
それを回せないって言ったときに、はじめて体重を落とすか?とか考えれば良い話し。まず、基準ギヤ比を回せるか?ってところなんです。
さて、シルバー戦士になるには、どれほどのギヤ比か?と言えば、、、
インナーベースで。
34×18T 80ケイデンスで、75分を僅かに上回る。
34×17T 80ケイデンスだと、72分。
34×18T 81ケイデンスなら74分36秒。
34×18T 81ケイデンスでずーっと走っていたら、理論値ではシルバー戦士です。ただし、コース最短を通る事。蛇行とか無駄に大回りとかはしない事を要求される、その為誤差を考え17T側を選択した方が良いだろう。
32Tや34Tなんぞ入れて行くなんぞもっての外。そんなギヤ比を選ぶだけで、シルバー取る気あるの?と言われても仕方ないかとww
そこを欲するようでは、力不足てす。
このギヤ比とタイム比率を見たらよーくわかるでしょう。17Tと18T。80ケイデンスで、1枚変わるとタイムが3分変わる。そう1Tですらです。
よーく考えると、使いそうなところが2Tも3Tも飛ぶとそりゃ致命的なのですよ。だからこそクロスしているギヤ比が必要って事なんです。
シルバー戦士になるには、17Tってところを多用するか、ケイデンスを上げるか?ですね。
後半の平坦部でのタイムアップは、前半の基準斜度より高い箇所で相殺すると考えてます。
基準斜度に34×17Tを合わせて、そのギヤ比さえ踏めたら問題有りません。後は距離だけです。
まずは、富士ヒル標準の5%斜度で、34×18T 80ケイデンスが踏めるか?を試してみる。確認はそれだけ。後は24km持てば良いって事なんです。
ここまでは、理論値です。では実際の攻略は?と言うと。
推奨は、フロント50×34T カセットは12〜25T
もっともシルバー戦士に近いギヤ比です。ここは必須かと思います。
重要視するのは、3合目付近。理論値ギヤ比に入っているか?です。あの辺りは標準斜度です。そしてあの辺りを落とすとまずタイムは伸びませ
ん。
逆に落としても良いのは、1合目までです。総じて標準斜度より高いですから。
ただ、前半型の方は、理論値ギヤ比を選ぶってのも良いかと思います。
前年度、序盤速く走りすぎて失敗したと思う方は、あえて落とす選択肢もあります。その場合の推奨は23Tと25T。あえて25Tしか入れないでも大丈夫です。私はこのタイプですねww
1合目を越えたら標準理論値ギヤ比にして、ここから!と仕切り直しで充分間に合います。逆に1合目までで終わると先は長いのでww
3合目を越えた辺りで、理論値付近か?を確認することです。ボトルに手を伸ばし、ひと息ついて冷静に判断することも大切です。この辺りで、補給をすることも良いかと思います。
理論値付近で踏む練習さえしていたら、4合目手間の高斜度の箇所は案外乗り切れます。奥庭駐車場の登りは、25Tで。登り終わりでアウターに。
ここはすかさずアウターです。
その先の平坦部の走りで計算上は30秒は稼げるはずです。それ以上のタイムアップは望めません。当落線上にいるなら、ここはもがくべきですね。
基本的に、前に追いつく感じならツキイチには入らず、自分一人で行くべき。後ろからなら意地でもツキイチです。一人なら仕方なくTTですねw
なるべく積極的に走る。ここだけは守りに入らないです。
ラストのゴール前登りは、アウターで。ま、もう精神論的なものですが、インナーに落とした時にチェーン落ちを防ぎたいって思いもあり、意地のアウターですね。
私が本気で指示する時は、サイコン表示をスピードとケイデンスだけにさせます。それ以外はいりません。しっかり細かい指示通りに走れたら、そのタイムになってます。タイム表示とか知らなくてもいいし、それによってペースを乱されるのもどうかと。自分自身との戦いでしかないですし、惑わされずにすみますから。最終的には、平均スピードさえ基準を超えていたらそれで良いって事なのでw
実際に言われた通りに走り、ゴールドもとれている選手もいるので、まんざらではないかなぁと思います。