総合争いが見えて来ました。
SKYは、私視点では、トーマスよりフルーム。チーム的にもエースはフルームで、リタイアとかしない限りフルームで行くと思っている。
現状は、フルームの思い通りに進むと思っています。案外レースもコントロール出来るもので、私自身も思い通りに展開出来たレースも多かったです。ただ最終局面だけは読み切れないです。(9割方事前に狙った通りになります。残り1割はやっぱり読み切れないです。)
フルームはやはり事前の読み、流れがわかっているタイプだと思います。
さて、ピレネー2日目終わりでモビスタが対抗勢力No1だろう。
モビスタ的には、ランダの使い方次第だと思う。
エースはキンタナなんだろうな〜多分。
私なら、ランダを採った時点でランダエースとしたい。総合争いはやはり平坦の独走力が重要。
ITT(個人タイムトライアル)を重視しないといけない。
フルームの強みなんですが、山岳系ライバル(キンタナやバルデやニーバリとか)は、対フルーム比で最低でも1分はITT前に欲しい。そう自身も得意な山岳だが、それはフルームも同じ。そんなフルームに1分差だ、これがマルティン辺りなら楽勝なんだが、フルームから1分山岳で奪うって、かなり自爆覚悟で行くしかないんじゃないかな?と思う。
そこでモビスタのキンタナ。
ITT前に1分30秒は欲しい。安全マージンとは言えないが、なんとか守り切れるかと思う。
イヤ〜キンタナを押し上げるのは辛いんじゃねーかと…現状フルームより2分ほど遅れている、ITTを考えると、3分30秒は遅れていると言える。バーチャルタイムを見たら、致命的としか言えない。それよりITTで互角に渡り合えるランダの方が良くないか?と。普通ならそう考えるが…。
そう考えると、フルームってかなり有利だ。ワザと遅れてしまうこともあるだろう。戦略的に。今日なんてライバル達から30秒ほど遅れてもいいはずだ。ダメージを抑えるのに張りあわないって選択もある。TVの解説者などは、反応出来ない!!と騒ぐとは思うが、そうじゃないんだなぁ〜。戦略的に反応しないって事はありますよ。何でもかんでも反応しなきゃいけない訳じゃない。それが要注意ライバルでもね。
キンタナを切れるか?がモビスタの勝ち目が出ると思う。
そんな事出来なさそうなので、やはり今年もフルームかな?と思う。