タイヤ。長年チューブラーのみを履き倒してきた。昨日今日ではない。ギリギリあの名品クレメン.クリテリウムセタ(デッドストック分)を履けた位に長く愛用している。
クレメンの凄さは、今の方々に言ってもわからないだろう…。とはいえクリテリウムとかサービスコルサ(セ)とかのタイヤ名称はことごとくクレメンに行き着くと言っていい。

最近、あのクレメンが復活している事に気づいたびっくり

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…(笑) 一様今のクレメン最高峰は、Strada LGGって言うらしい…。
LGGとは、スペイン・バスク地方の空港の名称らしい?何故?謎だ。理解に苦しむ。(現在版クレメンのタイヤ名には、空港の名称が使われている。)
そして、どこを探してもの文字は無い…。
本国のHPを見ると、湿ったままの状態ても優れたグリップを提供するとなっている…ってえ…誰もクレメンにウェットコンディションなど望んで居ない。残念ながら絹では無い汗
こんなのに16500円も払えるか?これではクレメンの名が廃る…。

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そして、クレメンを買い、クレメンを売った当事者のピレリ。皮肉な事に、そのピレリも中華に売られてしまった。
中華資本が入って、ようやく自転車用タイヤを出せたのだろう。

P-ZERO ブランドで出して来たが…。
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クリンチャーだ…。ここにクレメンの魂は無い。

本家のクルマの方のP-ZEROも、数多く見て来たし、そこいら辺に居る車好きには負けない程度の事は知っている。評価は高く無い…。



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クレメンの意志を継ぐ者。チャレンジ。
クレメンがピレリに買われ、名を継げず、チャレンジとなった。

現在、セタを唯一名乗れるタイヤだと思う。
最上級は、クリテリウムセタウルトラ。その下のストラーダセタウルトラまでが絹。

どうせなら、チャレンジ社がクレメンを買って欲しかった…。

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もう一つのクレメン。Veloflex 。
クレメンに居た方が立ち上げたメーカー。
今の最高峰は、Vlaanderen。絹のケーシングでは無いが、やっぱり良い。
Servizio Corseは今はないが、この名を継げるだけのタイヤでは有る。
普通に履けるクレメンと言う所では無いか?と思う。

標準グレートのカーボンが好きで、良く履いた。

残念な事に、クレメンもチャレンジもヴェロフレックスもチューブはラテックス。3〜5時間が旬なのです。
もちろんキャノンボールになど使えない。
チャレンジの絹など、耐パンク性能などクソ喰らえ的ですから、使えるはずなど無い…。(とはいえ通勤とかに使ってましたが…)

もっぱら最近は極長距離に移行している為、タイヤはコンチネンタルです(笑)