UCI規定。フレームの形状規定の3:1が無くなった。国内では実業団選手以外気にもならない話題ですが、大抵のロードバイクは、UCI規定に縛られて作られているので、関係無いようで関係有ったりする。では、この事で何が変わるの?って??ギモンにお答えします!

まず3:1規定とは?何か?
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こんな感じで、縦横比率が3:1で無ければいけないのです。
ペラッペラな板っきれ見たいなフレーム形状は出来なかったんだよね〜。
では、コレが廃止されて何が変わるの?ですが。ほとんど変わらないと思います。

何故か?ですが…。
理由その1
一番ペラッペラにしたいと思われるのは、ダウンチューブかと思われるが、タイヤの太さより薄くしても全く意味がない。タイヤを隠す方が空力的には良い。出来ればサイクルフェンダーを装着したい位だ。しかしフェンダーを装着出来ないので有れば、タイヤの太さより薄くは出来ないって事。さらにボトルも付いたりするので、余り細いのはね〜。ならば3:1のデザインでもいいって感じ。仮に3:1を無視したとしても、微妙すぎるかと思う。

理由その2
80mmのボックス形状。
UCI規定にフレームのボックス形状の厚みは最大80mmってが消えて無い事。
私的には、3:1より80mmを無くして欲しかった。

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ボックス形状の最大は80mmで無くてはいけない。この辺りはTTとトライアスロンマシンの差ですね〜。何も知らずにTTマシンだと信じて買ったは良いが、実業団では走れないという事も(笑)
ロードではそこよりシートチューブとダウンチューブの重なり。BB付近の厚みも80mmにしかならないのが一番かな?
3:1が無くなったが、フレームの厚みは80mmまでなので、超大な翼断面を取れない以上カムテールデザインで良いかと…。

3:1が無くなって、フォークは余り無意味?かと思われる。横方向の剛性も欲しいですから…。
一番の恩恵を受けるのは、シートステーかな?ここはペラッペラでもいいかと。剛性を落とすのにも貢献しそう。
ヘッドチューブは結果160mmの呪縛が有るのでほぼ無意味。
トップはイケそうですね〜。可能な限り薄く出来ると思われる。軽量化には良いかも?ただし下りでトップに座るってのはどうなの?って思う。

予想的には、デザイン上ではトップとシートステーの変化がわかりやすいかと思う。