引越し作業で、中々走らなかったが、ひと段落ついて、遠出。




ヤビツへ行って来ました。来たついでで、裏表両方とも登りました。


バイクはいつも通りです。

フロント: 1x 58T

リヤ: 11S 11-32T


ホイールもバトンだし、おおよそヒルクライムの対局にあるカタチです。


まぁ、タイムさえ狙わなければ、インナーなんぞ要らないですね。困らないです。


結構このギヤ比で登坂すると、驚かれるのですが、ギヤ比よりも、実は驚くべき所があります。


それは、ハンドル幅。




恐ろしく狭いハンドル。 トップ280mmと、ロードで使っているのは、私くらい。これをロードで使えるのは今年限りです。もちろんUCIをガン無視すれば、全く問題ありません。




さて、来季からUCI規定でハンドル幅が、より厳しく限定されますが、私からしたら、【それ、限定する意味ある?】です。


そもそも、限定しなくても問題ないと言うか、誰も使わないからですよ。


こう言う場合、極論を考えれば良いんですよ。


限り無く狭いハンドルの極論は、ステムのみになりますね。


ならば、ステムを持って走ってみたら、わかります。


先ず、下りは死にます。 コーナーは曲がらないです。登坂?そりゃめちゃくちゃキツいです。

それ、すなわち、ハンドル幅を狭くすると見えてくる弊害です。特に私くらいにトップ280mmなんて、極狭ハンドルを使うと、その弊害が無視出来なくなります。




ロードの場合、コース特性として、コーナーや下り、登坂は少なからず存在します。

そこでの、損失がとてつもなく大きい。


例えば、登坂ですが、ハンドルトップを持って登るのは、辛いですね。

バイクを振れないからです。上ハン持ちなんて、ほぼステム持っているのと同意なくらいです。使えないですね。


12〜3%超の登坂区間だと、なるべく振りたいので、下ハン持ちしてます。少しでもハンドル幅が広い方が良いですから。


私のバイクだと、ギヤ比より、ハンドル幅の狭さの方が登坂の不利な度合いが強いです。




このハンドル幅って、何がしたいか?ですが、要するに、【TTバイクに、なりたい。】です。


ロードでも、TTバイクと同じポジションなら、空力上良いって事です。


故に、ハンドル幅を狭く、DHバーを握っている時と同じようにしたい。って事。


ロードをTTに寄せています。それ、ドロップハンドルだけど、ほぼTTだよね?って言う所になれば、このハンドルを使う正解です。


こうなると、まぁ下りは怖いですね。コーナーも怖い。だってステム持って走っているようなモノだから。攻めるとか、まぁ無理です。


私のように、40km/hど平坦、直線番長しか考えないのなら、アリなんだけど、そこまで割り切れないのなら、その他が圧倒的に不利すぎてねぇ…。



なので、プロだと、トップ360mm、心心380mm辺りで止まる。


黙っていても、380mm以下は、不利にしかならないので、使わないですね。


極論を自で行く私だから、言えます。


【ロードでハンドル幅を規定する事は、意味がない】と。


ヤビツとか、登坂に行くとわかりますねぇ、めちゃくちゃハンドル幅が不利だと言う事が…。フロントのチェーンリングで驚かれるのだが、ギヤ比よりこっちの方が実は、とんでもない事だったりする。