紫煙に透けるは色とりどりの愛。
煙草の数だけ物語がある。
国内外の煙草の銘柄に併せた物語を、その煙とともにオムニバスでお送りします。
あなたの煙草は何ですか?
「米軍との激戦、日本軍の玉砕。
タッポーチョ山のゲリラ戦、バンザイ・クリフでの集団自決。
そして、東京大空襲・原爆投下の爆撃機は、ここから飛び立った──。
太平洋の小さな島、サイパン・テニアンが日本領だった、二十九年間。
その終止符を打ったはずの戦争を、
私たちはほんとうに終わらせることができたのだろうか。」
サイパン、第二次世界大戦末期に加え、移民の話に絡む沖縄問題を扱っている
反戦等の主義主張は十分に共感でき、そのプロットの意図も明白なのだが、ストーリーのレイヤーがあまりに多すぎて、非常に複雑になり、ついて行くのに疲れた
演者たちもかなり大変だったようだ
もったいないと感じた
セットも中途半端なところが散見された
渡辺美佐子の演技はまったく齢を感じさせず貫禄がありみごとだった
和田光沙はチョコレートをもらうシーンと万歳をするシーンが印象に残った
まあ、台本が上がったのがギリギリだったらしいから、それにしては完成度が高かったといえよう
デニス・ラッセル・デイヴィス(指揮)
エマニュエル・パユ(フルート)
マリー=ピエール・ラングラメ(ハープ)
スクロヴァチェフスキ/ミュージック・アット・ナイト
モーツァルト/フルートとハープのための協奏曲
(ソリストアンコール イベール/フルートとハープのための間奏曲)
ジョン・アダムズ/シティ・ノワール
読響らしいプログラムと言える
9月のハースの静物に続いてジョン・アダムスが聴けるとは
予習してこなかったのでまた木を見て森を見ずになりそうだったが、スクロヴァチェフスキは比較的聴きやすい曲で、サックスとファゴットがちょっと東洋的な旋律を奏でていた
現代曲お決まりのパーカッション大活躍
フルートとピッコロの演奏が光っていた
モーツァルトはオケの編成の規模が半分に
8・8・6・4・4+オーボエとホルンが2
当代きっての名手ふたりによる演奏だったが、第1楽章はハープの音が全然前に出て来ずバランスが滅茶苦茶
しかし第2楽章から立て直した
パユは読響で聴くのは2回目だが、やはり
この曲は目をつむっていても次の旋律が浮かぶので肩の力を抜いて楽しめた
ソリストアンコールは大好きなイベールのフルートとハープのための間奏曲をやってくれ、好演だったので満足
アダムズの曲はなんとドゥダメルのロス・フィル音楽監督就任祝いだというから恐れ入る
アルト・サクソフォン、トランペット、トロンボーン、ホルン、ヴィオラ、コントラバスの6つの楽器がリレーでソロを取っていく
第1楽章でハイハットがいきなりシンコペーションのリズムを叩き、サックスが活躍するジャジーな曲
第2楽章でもともかく刻んでいく
ソロの出来はいずれも良かった
ごく小さなミスはあったが、トロンボーンの活躍が目立った
ミュートのペットも良かったが、サックスが極めて安定していた
最後もジャジーにリズムを刻みながらブラスが盛り上がって終わった
まあ、この曲も聴きやすかったかな
サントリーホールは中も外もすっかりク#クリスマス気分
帰りにChieChanとアークヒルズのドイツビールのSCHMATZで文字通り1杯(僕はノンアルコールのエルディンガー)