今回は看護師国家試験に向けた準備のお話です。
booは、2026年2月15日に行われた看護師国家試験を受験してきました。
これから国試に臨む方に向け、私の体験を共有します。
1. 通信制の過酷なスケジュールと国試モード
通信制看護学校では、だいたい8月末から9月いっぱいまで紙上事例に追われ、11月末頃には最後の実習もすべて終わります。
そのため、本格的に「国試モード」に入れるのは、実質的に9~10月以降ではないでしょうか。
また、本格的な模試は春頃から2〜3か月おきに行われます。
個人的な意見ですが、模試については学校で実施してくれるものだけで十分だと思います。
それよりも、模試の後に渡される解説冊子を徹底的に使い込んで復習するほうが、実力は確実に伸びます。外部の模試を掛け持ちするよりも、まずは学内の模試を血肉にすることが合格への近道だと私は考えます。
2. 通信制学生の「強み」と「弱み」
看護師国家試験は
「必修問題」
「一般問題」
「状況設定問題」
の3つで構成されます。
レギュラーの看護学生はみっちり座学を受けているため必修・一般問題に強いのが特徴ですが、通信制看護学生にはまた別の強みがあります。
強み:現場経験による「状況設定問題」の得点力
私たち通信制学生は現場経験があるため、状況設定問題で点数を稼げるのが最大の武器です。
教科書の知識だけでなく、臨床のリアルな場面を想像できる力は、一朝一夕では身につきません。
弱み:統計と暗記分野の「知識の空白」
逆に弱点となるのが、統計データの読み解きや暗記系分野です。 これらは学校の授業で詳しく触れる機会が少なく、自力で参考書などを探して補う必要があります。
さらに放送大学などで科目免除になっていると、入学前なので学習内容も忘れていることもあります。
放送大学で出題される問題はぶっちゃけオンラインなのでテキストやグーグルで調べられるし、問題数に対して時間が多いので、さほど勉強しなくてもなんとかなってしまいます…(ここが放送大学のデメリット)
恥ずかしながら、私はこのことに気づかず「過去問さえやっていれば大丈夫」と油断していました。試験前日に仲間と話していた内容がことごとく「それ、何の話?」という状態(いわゆる「なにそれおいしいの?」状態)で、当日を迎えることになってしまったのです。
3. 模試上位でも「必修」で冷や汗をかいた理由
おかげさまで、模試では常に合格圏内で、学内でも上位20%には入れていました。しかし、実際の国家試験では必修問題でギリギリの40点という結果でした。
今振り返ると、これは「初見問題への免疫不足」と「メンタルの脆さ」が原因だったと思います。
模試は過去問ベースの傾向分析で解けることが多いですが、本番では初見の数値や制度が容赦なく出題されます。そこで慌ててしまう性格が、足を引っ張ったのかもしれません。
試験の後は、合格発表まで毎日モンモンとした日々を過ごしました。
知識の空白を埋めることが合格への鍵
通信制看護学生が国家試験を突破する鍵は、いかに「知識の空白」を埋めるかにかかっています。
過去問演習で満足せず、統計や新しい制度など、授業で触れられなかった範囲を意識的に参考書で補強してください。
私たちには現場で培った臨床力という最強の武器があります。
それにプラスして、隙のない基礎知識を積み上げれば、絶対に合格を勝ち取れます。

