まず何を準備すべきか。
通信制看護学校は、入学前にやっておくとラクになる「準備」がいくつかあります。
このページをご覧になっている方が気になるのは、たぶんこのあたり。
・カネ
・放送大学の事前受講
・服装
今回はまず、先立つもの。カネの話です。
通信制看護学校は「通信制」とはいえ、学費はレギュラーコースと大きく変わらない印象でした。
学費自体は各校のパンフレットに載っているのでここでは省きますが、私の場合は教科書代込みで2年間トータル「100万円前後」でした(※年度や制度で変動あり)。
そして、ここからが盲点。
明細に載りにくい“想定外の出費”がまあまあ出ます。
・スクーリングや実習の交通費
・宿泊費(距離次第)
・食費(連日参加だと地味に効く)
・スーツや実習用の服、靴など
私の自宅はスクーリング会場まで移動に時間がかかったので、前泊することが多かったです。
スクーリングは1日単発から最大3日連続開催だったため、スクーリング期間中も泊まり。そうなると食事代もかかります。
さらに同じ夢をもった同期が集まると、自然に「飲もう」って流れになりがちで、これも積み重なる……(飲みの話はまた別の機会に)
ということで、使えそうな制度を先に押さえておくのが大事です。
通信制看護学校で検討されがちな支援は、ざっくりこのあたり。
・病院の奨学金
・専門的実践教育訓練給付金
・自治体の奨学金
1)病院の奨学金
これは皆さんもよくご存じだと思います。
一定期間(例:3~5年)勤務すると返済免除になるタイプが多い一方、まれに給与天引きで「実質返済」タイプもあったりします。
私は利用していないので、これは詳しい方や自分の勤め先へご確認ください。
2)専門的実践教育訓練給付金(今回はここ)
この話に入る前に、名前が似ていて混乱しやすい2つを整理します。
・専門的実践教育訓練給付金:ざっくり言うと「学費」の支援
・教育訓練支援給付金:ざっくり言うと「生活費」の支援(※“通学”が要件のため、通信制は対象外)
なので今回の主役は「専門的実践教育訓練給付金」です。
「専門的な資格を取るなら国が支援するよ」という制度で、学校(講座)が対象に登録されていれば利用できます。通信制看護学校でも対象になっていることが多いですが、入学前に必ず確認しておくと安心です。
給付のイメージ(超ざっくり)
・在学中:半年ごとに、対象費用の50%の1/4ずつが給付(全額が対象ではないので注意)
・資格取得後:対象費用の20%給付
そして、ここが超重要。
この制度、入学(受講開始)前に申請と手続きを済ませないといけません!!
手順(ざっくり)
ハローワークで手続き
↓
ジョブ・カード(履歴書みたいなもの)を作成
↓
キャリアコンサルタントと面談して確認
↓
受理されれば利用可能
↓
以後、半年ごとに学校から必要書類を受け取り、期日までに申請
↓
申請後しばらくして振り込まれる
厚労省の案内では「受講開始の2週間前までに手続きを完了」とされていますが、面談日程の調整が必要なので、遅くとも1か月前、できれば合格通知をもらった段階で動くのがおすすめです。
「え、審査あるの!?」と思うかもしれませんが、落とすための審査というより、目的や計画の確認に近い印象でした。
面談の雰囲気もフレンドリーで、看護への思いなどを普通に話せば大丈夫でした。ジョブ・カードはPC作成推奨ですが、苦手な方は手書きでも対応できる場合があります。
話が長くなったので続きはまた後日にします。
次回は「奨学金と専門的実践教育訓練給付金のダブル受給」について書きます。