三浦半島、写真記とモヒカンおじさん。 | ブーティの裏

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フォトグラファーをする傍ら、Funnyな神さまの導きにより2014年から「狛江で1番入りづらいバー、ゴータバー」という飲食店を経営させて頂いております。2023年法人化し㈱ゴータバー設立。学歴が小学生程度しか無いため誤字脱字多めのニンゲンのエッセイ。

こんばんは。今宵は酒のまわりが早い。

昨日は、夜中から朝にかけて、日本で小型自家用航空機を持っている人の

YOUTUBEをずーっと見ていた。 5時間ほど経って最終地点にたどり着いた。

湖のほとりに家を建て、水陸両用の小型機を持ち自由に空を飛びまわる人の

動画だった。 自宅ガレージからスロープが湖面に延びて、飛行機をガレージに

格納できる仕様になっていた。 それらを僕はドキドキしながら見ていた。


最近気が付いたんだけど、自分が気持ちいいと思うことは、どんどんやった方が

いいと言う事に気が付いた。

部屋で朝から酒を喰らうよりも、綺麗な空を見に行ったり、海をみたり・・・。


でね、今日は友人のアケオ君を誘い海に行こうかとするも、予定が合わず一人で

横須賀に向かう事とした。


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走りながら撮っている(良い子は真似してはいかん。)ので、構図や露出は気にしないでください。

補正もしてません。時間がないもんで・・・。新鮮なまま、あなたの元へ届けたかったの。



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今日は雨の予定だったのに、なんて快晴なんでしょ。

僕の気分はね、一刻も早く町を抜け出し、自然に帰りたかった。

しばらく走ると、町はだんだん古びて、いい雰囲気になってきたので

僕は車を止める事にした。 


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これ、三浦海岸付近だと思う。なんか、昆布とか貝がいっっぱい落ちていた。



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あ、言い忘れてたけど、横須賀は思ったよりも人がいて、ドライブするーしました。

で、三浦海岸を一周して、葉山や、逗子、江ノ島に出てから246で帰る航路予定を

組んだ。 しかし、いいねぇ。なぁーんてんだろ・・・山や海や河、空、その中を

気持ちよく駆け巡っていると、車のデッキに接続していた音楽プレーヤーから聴こえた

のが、エルトン・ジョンのYour Songだった。 高まったよ僕のハートは。 ナゼ、僕は

ここに居るんだろう、なんてね、そんな想いが巡った後、それでイイんだってね。

そんな気持ちになった。 自分の枠でイイとしても、他人の枠にはめようとすると

はまらないだろ? はまるわけないんだ。だからそれでイイんだ・・・・・・・・・。




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この石を見ていたら、自信が持てる。

まさかの石だよ。石に穴があくわけ無いのに、あいた。

コツコツ コツコツ

海や山や自然は色々教えてくれる。だから、お前はそれでイイんだよって

そう、言われてるような気がするんだ。


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さらに車を走らせた。

さらに田舎へ田舎へ。




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こーんな所に住んだら僕・・船で通勤しちゃうな。

なーんか、ドラマだよね。 船に乗って仕事行く漁師の主人を

マンションの窓から見送る妻。その手に抱かれた小さな赤子

なんかいたらさ、それはドラマだよう。 いいなぁ~・・・・・・

さらに、そのお腹にももう一人ってねぇ。

幸せだろうなぁ。 朝からアクセル前回だろうにぃ・・・。

子供とお前の為に!!ってねぇ、ハチマキまいてねぇ。

いざ、出航だろうにぃ。




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さらに走り出すと乱雑に置かれた船がある漁港にたどり着いた。

漁港ってのもドラマティックだよね。

周りがね、静かでね。僕は一人なのにナゼか心一杯にして海の

空気をすっていると、一人の少年が歩いてきた。


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少年は、この辺で釣りをしていたらしく ふた周り半ほどオーバーサイズな

長靴を履き、「ガボッ ガボッ」っと音を立てながら歩いていた。

「少年よ、この辺は何がつれるんだ?」

僕がたずねると、キスや、いわしが釣れると小生意気に言った。

おじさんもねぇ、キスは好きなんだよ。


そう答えた今日の僕


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キスは好きなんだよ・・・・




軽く無視されたおじさんに、さっき僕が釣ったイワシがギッシリ詰まった

クーラーボックスを見せた。

オジサン、少し持っていってイイよと僕が言うと

モヒカンのオジサンは、小生意気に、いらないよと言った。



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ちょいと、筆者が逆になってしまったケド・・

そんな見方も面白い。




田舎の子はイイ。

話しかけても、警戒しないからね。

都会じゃ、逃げられる&この頭じゃ、通報もプレゼントしてくれるよ。


「少年よ、大したもんだ」

女の子の眼も気にせず、やりたい事に没頭するってのが少年だ。

悪い事やって、連れていかれるのが年少だ。

それは、おいといて、

ここでは、少年と色々はなした。

北海道の釣りの事や、僕が2年前に横浜に来たことなど・・・・・。

大体、2分くらいの会話だった。






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さらに車を走らせ

半島を過ぎる頃

日は、心地イイくらいの

低さになった。


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車旅のデメリットが、いい風景だ!!と、思った瞬間に、そこで止れない事が多いことかもしれない。

後ろに続く車に迷惑をかけないためでもある。


風力発電のプロペラが回る公園があった。

しばらく通り過ぎ、僕はUターンした。


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僕は昔からプロペラが好きだ。

扇風機のプロペラも好きだし

船のスクリューも好きだ。


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なぁ、見てると、ドキドキするだろうぅ?




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風力発電がある丘から見える景色は最高だった。

反対側は、畑があった。

こうゆう町はいい。

余市という町が北海道にある。

そこも、海と畑に恵まれた土地である。


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丘をくだると、ヨットハーバーがある。

ところせましに、艇がおかれているのだ。

その影がなんとも物語っているっていうのかな。



さて、今回の旅も終盤にさしかかり、、というか、おわりなんだけども、

自宅を2時に出て、帰宅が8時半だった。


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ここを抜けると、逗子や葉山の海岸線だ。






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江ノ島を過ぎて、寂しくなる頃通りとでも申しませうか。

この辺になると、都会に帰るんだ・・という気持ちがある。



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三島半島写真記を終えて・・


僕はフェイスブックをやっているのだけど、同じ神奈川に住む若い女の子の

文章を紹介したいと思う。 

これから人々は精神面での向上を重んじる人と、そうでは
ない人とが
 はっきり分かれ、二極化していくなど・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」


わかるかな?意味が。


どれだけ、物をそろえても、買っても買っても買っても、満足しないのが人間。

でもさ、メンタルとか、心ってのは、オカネじゃ買えないんですよ。


じゃ、どっちだよ!!



フロンティアですよ。


ふとした瞬間の幸せ。

幸せってのは一瞬なんですよ。



それが、道端に捨ててあったボロのイスに、腰掛けた瞬間、

感じた風が運んできた匂いだったり・・・・・・・・・・・・・・・


さまざまだけども、そんな、フロンティアってのは、あなたの

すぐ横にある事に気がついてください。



遠い海外に行かなくてもあるんですよ。






では、また


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