ダナーブーツに採用のPerspair素材を深堀り！

いつもブログをお読み頂き誠に有難うございます。
ダナーブーツ専門店ブーツマスターです。

という事で、

ダナーの一部ブーツに

Perspair素材を採用してるモデルがあります。

Perspairと書いて、パースペア。

この素材です。

見た目、普通のブーツです。

主に、ミリタリー／タクティカル向けブーツに採用されてます。

Perspair はイタリアの有名テキスタイル企業「Orma Srl（オルマ社）」が開発した特殊素材で、

主に高性能フットウェアやスポーツシューズに使われています

素材構造

PU（ポリウレタン）でコーティングしたナイロン糸を「3D織り」で形成したパネル。

単なる布ではなく「網目状の構造体」で、隙間があるため高い通気性を確保。

軽量性

通常のレザーや合成皮革と比べて圧倒的に軽量で、ブーツ全体の重量削減に直結。

強度

PUコーティングにより耐摩耗性・引裂き強度が非常に高く、軍用やアウトドアでの酷使に耐える。

柔軟性

しなやかで足にフィットしやすく、動きに合わせて自然に屈曲する。

レザーと比較すると
レザーは耐久性と保護力に優れる一方で「重い・通気性が低い」という弱点がある。
Perspair は「軽量・高通気性」で、レザー並みの耐久性を保ちながら蒸れを防げる。

一般的なメッシュ素材と比較すると
メッシュは通気性に優れるが、耐摩耗性が低く破れやすい。
Perspairはメッシュよりはるかに強靭で、摩耗や引き裂きに強い。

つまり、
軍用ブーツへの適性
砂漠地帯や高温環境では「蒸れない」「軽い」「壊れない」という3要素が必須。
Perspairはこれを満たす稀少な素材であり、米軍仕様の認証モデルに採用されているのは信頼性の証。