九条の大罪で柳楽優弥の演技にハマってしまった流れで浅草キッドも観てみました。
正直、最初は「芸人の話でしょ?」くらいの軽い気持ちだったんですが…
気づいたら、普通に泣いてました。
まず思ったのが、大泉洋さん演じる師匠・深見千三郎の「不器用さ」。
今の時代だったら絶対に評価されないタイプ。効率も悪いし、プライド高いし、頑固。
でも、それでも弟子に対する愛情だけは本物で。ああいう「損する生き方」をしてる人って、主婦目線だと正直「もっと要領よく生きなよ…」って思うんだけど、
それでも最後には“こういう人がいたからこそ、誰かが育つんだろうな”って思わされる。
このあたり、かなりグッときました。
柳楽優弥、ちょっと怖いくらいすごい 若き日のビートたけし役、
これがもう…びっくりするくらい「たけし」なんですよね。
顔が似てるとかじゃなくて、
立ち方とか、間とか、空気感で“そう見えてしまう”。レビューでも「芝居でたけしを表現している」と評価されているくらいで
主婦的にはここで完全に引き込まれました。
あとこれ、意外と主婦に刺さるポイントなんですが…
売れない頃の生活とか、
夢を追う男と、それを支える(あるいは見限る)女性たち。めちゃくちゃリアル。
「好きだけじゃ生活できない」「でも好きじゃないと一緒にいられない」
このジレンマ、既婚者ならわかる人多いはず。
派手じゃないのに、ちゃんと泣ける この作品、爆発的な展開とかはないんです。
でも、師弟関係のすれ違い 時代に取り残されていく人 成功していく人の孤独
こういうのがじわじわ積み重なって、最後にちゃんと涙がくる。
いわゆる「いい映画」ってこういうやつ。
作品自体も「心温まるヒューマンドラマ」とされていて
まさにその通りだなと。
夢を追う男の話なので、
旦那と一緒に観ると
「あなたはどう思うの?」みたいな空気になる可能性あり(笑)
でもそれ含めて、ちょっと人生を考えさせられる映画でした。
軽い気持ちで観たのに、思った以上にちゃんと心に残る一本。
「なんかいい映画観たいな〜」って夜に、かなりおすすめです。
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