The Wanderers - Rough Songs
ここ最近ずっとDOG FIGHTアルバムをレビューしてきまして、その間に偶然こんなサイト を見つけまして、最後にこれについて書こうと思ってました。このサイトほかにもいろんなお宝が眠ってそうですが、それは各自でよろしくということで。
あえて説明する必要もないと思いますが、ワンダラーズはDOG FIGHTの前にTAISHOが在籍していたバンド。リリース年が1991年となってますので、DOG FIGHTデビューの前年ということですね。この「ROUGH SONGS」収録曲10曲のうち6曲がDOG FIGHTのデビューアルバム「NEW AMBITION」収録の楽曲の原曲であることが聴けばわかります。↓こんな感じ。
HERO →ラスカルガール
GOLDEN AGE OF R&R →今夜スリルなリアルを
TRAVEL TROUBLE →STAY HERE
VIVE LE ROCK →SONG FOR YOU
BE IN TWO MIND'S →NEW AMBITION
FIFTEEN'S RESISTANCE →MAYBE TOMORROW
DOG FIGHTバージョンと聴き比べて曲のアレンジとかは若干もっさりしてますけど、ほぼ一緒。逆に歌詞はしょっぱいですね、これはDOG FIGHTデビューにあたり、NAOKIが書き直したということらしいですが、確かにそれが正解だと思います。
しかし、MAYBE TOMORROWが FIFTEEN'S RESISTANCEだったというのはちょっと複雑、というか「DOGFIGHTはこの曲から始まった」みたいなことをNAOKIが言ってたけど、いや、その前から曲はあったってことやん、じゃないですか。
サビの「メイビートゥーモォーロオォ~♪」の部分は実は「フィフティンズレジィースターンス~♪」だったわけですよ。TAISHOの経歴で出てくるワンダラーズってこんなバンドだったんだ、となかなか興味深く聴けました。
DOG FIGHT - DOG FIGHT
DOG FIGHT
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1996年発売の6枚目のアルバム。佐久間正英プロデュース、結果的にこれが最後の作品になってしまいましたが、僕はこのアルバムは好きで1stの次くらいによく聴いてました。なので、先日の復活ライブの1曲目がこのアルバムの1曲目のBOOING(BUT)GOINGだったのは嬉しかったですね。
佐久間さんはバンドの実力を2割増しくらいに見せる名プロデューサーだなと思います。特にこのアルバムにおいてはTAISHOのボーカル力を引き上げていると思いますね。NAOKIも1曲ボーカルをとってますが、これも勢いで押してヘタさがあまり表立たないようにしてますし。あと、コーラスのいれかたもうまいなと思います。
グラビアチェックが趣味らしいNAOKIがおそらく朋ちゃんと小室哲哉のことを書いたと思われる「KICK!」、あまりに対象がわかりやすすぎて当時からこれはなんだかな~、と思ってました。ヒットチャートがどうとか批判してもね、結局その後自分たちが事務所からクビ切られてしまったわけだし、やっぱビジネス、当たるが勝ちなんじゃないかという感じ。曲そのものは好きですけどね。
彼らの持つ男臭さは若干影を潜めて、ポップで聴きやすいアルバムです。抜きん出てこれは、というのはないんですけど、1曲1曲が光っている感じでなおかつ全体としてもまとまっていると思います。
DOG FIGHT - MAYBE TOMORROW
MAYBE TOMORROW
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DOG FIGHT
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1996年発売のライブアルバム。ベスト盤的選曲で、なおかつライブの流れも抑えてあるというDOG FIGHTとはなんぞや?という際にうってつけのアルバムではないでしょうか。
確かTVKの番組の企画でライブでやった全20曲のなかからアルバムに収録してほしい曲の投票を呼びかけて、その結果選ばれた14曲がこのアルバムに収録されているわけです。ただ、音質がそれほど良くはないかな。
選曲を見ると初期3枚のアルバムからの比重が圧倒的に多いです。僕的には好きな曲が1枚で聴けるので比較的よく聴いたアルバムでした。今はipodがでプレイリストを作成すれば済む話ですけどね。あと、これまでのアルバムには未収録で、ライブ定番曲のWILLとSTORM IN MY HEARTが聴けるのも嬉しいポイント。
アレンジ的にはどの曲もだいたい元と同じなんですけど、僕的にBURN BURN BURNでAメロ、「こんな日の為に汗を流してきた?」の後のギターフレーズを弾いてないのと、あとギターソロも違ってるのが気になります。あのフレーズ弾かないのはなんか手抜きしてるような感じがするんですよね。
先日の1夜限りの復活ライブでも流れはこのアルバムとだいたい同じでした。この流れがバンドとしてひとつの様式美という感じだったのかもしれないです。

