電車に乗った。
つり革広告を見た。
「たった2ヶ月で、マイナス10キロ」
ダイエットサプリの広告。
スマホを開いた。
SNSを見た。
「ダイエット成功!」というビフォーアフター写真。
テレビをつけた。
CMが流れた。
「夏までに、理想のボディを」
フィットネスジムの広告。
雑誌を開いた。
「今すぐ始める、5キロ減ダイエット特集」
どこを見ても、「痩せよう」というメッセージ。
いつの間にか、思っている。
「私も、痩せなきゃ」
でも、なぜでしょうか。
本当に、痩せる必要があるのでしょうか。
それとも、知らないうちに、そう思わされているだけなのでしょうか。
1. 気づいたら「痩せなきゃ」と思っている自分
「痩せたい」
いつから、そう思うようになったのでしょうか。
子どもの頃は、体重なんて気にしていませんでした。
お腹いっぱい食べて、好きなだけ遊んで、それで良かったのです。
でも、いつの間にか、変わりました。
思春期の頃でしょうか。友達が「ダイエットする」と言い始めました。
雑誌に、ダイエット特集が載っていました。
好きなアイドルやモデルは、細かったです。
そして、気づいたら、自分も「痩せなきゃ」と思っていました。
誰かに言われたわけではありません。
でも、自然と、そう思うようになっていました。
大人になった今も、その思いは続いています。
「もう少し痩せたい」
「お腹を凹ませたい」
「二の腕を細くしたい」
こうした思いが、頭の中にあります。
でも、立ち止まって考えてみてください。
この「痩せなきゃ」という思いは、本当に自分の中から生まれたものでしょうか。
2. 毎日、目にする「痩せている人」たち
雑誌やテレビ、SNSを見ると、痩せている方をたくさん目にします。
細い腕、細い足、くびれたウエスト。
毎日、毎日、そうした人たちを見ています。
すると、いつの間にか、それが「普通」だと思い始めます。
「みんな、こんなに細いんだ」
「これが、普通なんだ」
でも、本当にそうでしょうか。
テレビや雑誌に出ている人たちは、特別な人たちです。
職業として、体型を管理しています。専属のトレーナーがいたり、栄養士がついていたりします。
一般の人とは、環境が違います。
でも、私たちは、それを「普通」だと思い込んでしまいます。
そして、自分と比べます。
「私は、あんなに細くない」
「私は、太っている」
こう思ってしまいます。
毎日目にするものが、私たちの基準を作っていくのかもしれません。
3. 広告が作り出す「理想の体型」
広告を見てください。
ダイエット商品の広告。フィットネスジムの広告。サプリメントの広告。
そこには、必ず「理想の体型」が示されています。
細くて、引き締まった体。
「この商品を使えば、この体型になれます」
そう言っています。
でも、よく考えてみてください。
その「理想の体型」は、誰が決めたのでしょうか。
あなたが決めたのでしょうか。
いいえ、違います。
広告を作った人が、「これが理想だ」と決めて、提示しているのです。
そして、私たちは、それを見て、「そうか、これが理想なんだ」と思い込みます。
でも、その理想は、あなたにとって本当に理想でしょうか。
あなたの体質、あなたの生活、あなたの年齢、あなたの健康状態。
これらを考慮した上での理想でしょうか。
おそらく、違います。
でも、毎日毎日、そうした広告を見ていると、いつの間にか、それが自分の理想だと思い込んでしまいます。
4. SNSで見る「みんなの成功」
SNSを開くと、友人や知人の投稿が流れてきます。
「ダイエット成功しました!」
ビフォーアフターの写真。
「3ヶ月で5キロ減!」
体重計の写真。
「今日もジムに行ってきました」
トレーニング中の写真。
こうした投稿を見ると、思います。
「すごいな」
「私も頑張らなきゃ」
でも、考えてみてください。
SNSには、成功した人の投稿が多数載ります。
だから、SNSを見ていると、「みんな成功している」ように見えます。
でも、実際には、多くの人が挫折しています。続かなくて、やめています。
ただ、それをSNSにあまり投稿しないだけです。
5. 「標準体重」という言葉の不思議
標準体重の数字を聞いて、多くの方が思います。
「え、そんなに?」
「標準なのに、太く感じる」
なぜ、そう感じるのでしょうか。
それは、私たちが日常的に見ている「細い人たち」の影響かもしれません。
テレビや雑誌に出ている人たちの多くは、標準体重より軽いことが多いです。
だから、標準体重が「重く」感じられるのです。
でも、「標準」というのは、健康的な体重の目安です。
見た目の美しさの基準ではありません。
健康のための基準なのです。
それなのに、「標準体重では太く見える」と感じてしまう。
これは、私たちの中で、何かがずれているのかもしれません。
健康と、見た目の美しさが、混同されているのかもしれません。
6. 服のサイズで感じる「普通」の基準
洋服を買いに行きます。
気に入った服を見つけます。
試着します。
入りません。
「サイズがない」
ショックを受けます。
でも、考えてみてください。
服のサイズは、誰が決めているのでしょうか。
あなたの体が「大きすぎる」のでしょうか。
それとも、服のサイズが「小さすぎる」のでしょうか。
答えは、どちらでもないかもしれません。
ただ、服を作る側が、ある特定のサイズを「標準」として作っているだけです。
でも、服が入らないと、私たちは自分を責めます。
「私が太っているからだ」
「痩せなきゃ」
服のせいではなく、自分のせいだと思ってしまいます。
でも、本当は、体型は人それぞれです。
骨格も違えば、筋肉のつき方も違います。
同じ体重でも、体型は違います。
それなのに、服のサイズという画一的な基準で、自分を測ってしまいます。
そして、「痩せなきゃ」と思ってしまいます。
7. 痩せることで得られると思っているもの
では、なぜ、こんなにも「痩せなきゃ」と思ってしまうのでしょうか。
それは、痩せることで、何かを得られると思っているからかもしれません。
痩せたら、綺麗になれる。
痩せたら、好きな服が着られる。
痩せたら、自信が持てる。
痩せたら、幸せになれる。
こうした期待があります。
でも、本当にそうでしょうか。
痩せたら、必ず幸せになれるでしょうか。
痩せたら、必ず自信が持てるでしょうか。
おそらく、そうとは限りません。
痩せても、自分に自信が持てない方はいます。
痩せても、幸せを感じられない方もいます。
なぜなら、幸せや自信は、体重とは別のところにあるからです。
自己肯定感、人間関係、生き方、価値観。
こうしたものが、幸せや自信を作ります。
でも、私たちは、「痩せれば解決する」と思い込んでしまいます。
だから、「痩せなきゃ」と思い続けます。
でも、痩せても、本質的な問題は解決しないことが多いのです。
8. 「痩せなきゃ」という思いから、少し距離を置く
ここまで読んで、気づいたことはありませんか。
「痩せなきゃ」という思いは、あなたの中から自然に生まれたものではないかもしれません。
毎日目にする痩せている人たち。
広告が示す理想の体型。
SNSで見る成功した人たち。
標準体重という基準。
服のサイズという基準。
こうしたものが、少しずつ、あなたに「痩せなきゃ」と思わせているのかもしれません。
では、どうすればいいのでしょうか。
まず、気づくことです。
「痩せなきゃ」という思いが、どこから来ているのか。
本当に自分が思っていることなのか。
それとも、誰かに思わされていることなのか。
次に、問い直すことです。
「本当に、痩せる必要があるのか」
「誰のために、痩せるのか」
「痩せて、何を得たいのか」
そして、距離を置くことです。
広告を見ても、「ああ、また理想を示しているな」と思うだけにする。
SNSを見ても、「成功した人だけが投稿しているんだな」と思うだけにする。
服が入らなくても、「サイズが合わないだけだな」と思うだけにする。
こうして、「痩せなきゃ」という思いから、少し距離を置くことができるかもしれません。
9. 健康と、見た目は、別の話
最後に、大切なことを言います。
基本的に、健康と、見た目は、別の話です。
健康のために、適正な体重を保つことは、大切かもしれません。
太りすぎも、痩せすぎも、体に負担をかけることがあります。
でも、それは、健康のための話です。
見た目の美しさとは、別の話です。
「痩せている=美しい」という価値観は、一つの価値観でしかありません。
他にも、たくさんの価値観があります。
健康的である、笑顔が素敵である、優しい雰囲気がある、自信に満ちている。
こうした要素も、美しさの一部ではないでしょうか。
体重だけで、美しさは決まりません。
そして、何より、あなたの価値は、体重では決まりません。
あなたは、あなたです。
痩せていても、太っていても、あなたの価値は変わりません。
このことを、忘れないでください。
まとめ
なぜ日本人は、こんなにも「痩せなきゃ」と思い込まされているのでしょうか。
気づいたら「痩せなきゃ」と思っている自分。いつから、そう思うようになったのでしょうか。
毎日目にする痩せている人たち。それが「普通」だと思い込んでしまいます。
広告が示す「理想の体型」。それは、商品を売るための理想かもしれません。
SNSで見る「みんなの成功」。でも、失敗した人は投稿しません。成功だけが見えているだけです。
「標準体重」が重く感じる不思議。健康の基準と、見た目の基準が、混同されているのかもしれません。
服のサイズで自分を責める。でも、服が小さいだけかもしれません。
痩せることで得られると思っているもの。でも、幸せや自信は、体重とは別のところにあります。
「痩せなきゃ」という思いから、少し距離を置いてみませんか。気づくこと、問い直すこと、距離を置くこと。
健康と、見た目は、別の話です。あなたの価値は、体重では決まりません。
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